TikTok LIVEの 稼ぎ 方| 収益の しくみと 条件、 続け方を 公式 情報で整理
この記事でわかること
TikTok LIVEの 収益の しくみ (ギフト・ ダイヤモンド・報酬) 収益の 対象に なる ための 条件と、 事務所への 所属が 条件ではないこと 公式に 数字が 書かれて いない こと (1 ダイヤモンドが 何円か、など) 見てくれる 人との 関係を 作る 続け方と、 稼げない ときの 見直し方 事務所の 報酬の 見方と、 お金に 関する注意
「TikTok LIVEで稼げると聞いたけれど、本当に稼げるの?」「どうすれば稼げるの?」と気になって、この記事を開いた方も多いと思います。
先に正直に書くと、TikTok LIVEの収益は、誰でも始めればすぐ得られるものではありません。
そして、検索すると出てくる「稼ぎ方」の多くには、公式ページで確かめられない数字や、出どころの分からない体験談が混ざっています。
この記事では、TikTokの公式ブログに書かれていることを土台にして、収益のしくみ、条件、数字が公開されていない部分、続け方、お金の注意点を整理します。
「月にいくら稼げる」という金額は書きません。
理由は、公式に金額の案内がなく、結果が配信する人ごとに大きく違うからです。
この記事でわかること
・TikTok LIVEの収益のしくみ(ギフト、ダイヤモンド、報酬)
・収益の対象になるための公式の条件と、事務所への所属が条件ではないこと
・公式に数字が書かれていないこと(1ダイヤモンドが何円か、など)
・見てくれる人との関係を作る続け方と、稼げないときの見直し方
・事務所の報酬の見方、税金と、お金に関する注意
この記事は 2026年10月17日 に、TikTok LIVE Creator Networks の公式ブログ(収益化の条件、ギフトの解説、LIVEアクセスの取得方法、リプレイ、いいね、Incentive Policy)と、国税庁、消費者庁、国民生活センターのページで確かめた内容です。
条件や制度は変わることがあるので、実際に始める前には、TikTokの公式ページをもう一度確かめてください。
TikTok LIVEの収益のしくみ

TikTok LIVEで収益につながるしくみとして、今回の公式ページで確かめられたのは、LIVEギフトです。
TikTokの公式ブログ「What Are TikTok LIVE Gifts and Why Do Viewers Send Them?」(2026年7月6日)に書かれている内容を、流れに沿ってまとめます。
- 視聴者が、TikTokの「コイン」を使って、配信中にギフトを送る。
ギフトは、配信者がそのLIVEで有効にしている場合に使える - 配信者は、受け取ったギフトに応じて、「ダイヤモンド」を集める
- ダイヤモンドは、TikTokが配信者の人気や貢献を表すために使うもの。
プラットフォームの方針と、資格の条件に沿って、報酬を受け取れる可能性がある
つまり、ギフトを受け取ることが、そのまま現金になるわけではありません。
ギフト → ダイヤモンド → 報酬という流れの途中に、TikTokが定めた条件とルールがあります。
そして、報酬の内容を決めるのは、配信者本人でも、視聴者でも、事務所でもなく、TikTokです。
| 言葉 | 公式ブログでの説明 |
|---|---|
| コイン | 視聴者がギフトを買うためにTikTokで使う、バーチャルな通貨 |
| ギフト | 視聴者が配信中に送る、画面に表示されるバーチャルの贈り物。 配信者がLIVEで有効にしたときに使える |
| ダイヤモンド | 配信者がギフトを受け取って集めるもの。 TikTokが人気や貢献を表すために使い、方針と条件に沿って報酬の対象になりうる |
| 報酬 | 「受け取れる可能性がある(may be eligible)」と書かれている。 具体的な内容、金額、時期は書かれていない |
公式ブログには、「ギフト1つがコイン何枚か」「ギフト1つでダイヤモンドが何個もらえるか」「ダイヤモンド1個が何円か」「報酬の支払い時期」の具体的な数字は書かれていません(2026年10月時点)。
公式に案内がないため、この記事でも数字は書きません。
知りたいときは、アプリの画面に表示される値を、自分で確かめてください。
ネットの「1ダイヤモンドは○円」「還元率は○%」という数字に注意
こうした数字は、いつ、どの画面で、どの国の設定で見たものかが書かれていないと、今の仕組みに合っているか分かりません。
数字を見かけたときは、公式ページか、アプリの画面で確かめられるかをまず考えてください。
還元率の数字の見方は、TikTokの投げ銭の還元率の記事で詳しく説明しています。
ギフト以外の収益のしくみについて
TikTok LIVEには、ギフト以外にも、LIVEの「スーパーファン」(有料のサブスクリプション)というしくみがあります。
クリエイターアカデミーには、月額9.99米ドル(地域・通貨などで変わる)で、報酬は決済手数料を引いたあとの収益の最大50%、と書かれています。
条件や対象地域は、確認できていません。
なお、LIVE以外のサブスクリプションと、LIVEのスーパーファンは、別のしくみとして説明されています。
今回確認した収益化の条件のページ(2026年6月23日)には、収益を得る方法として書かれていたのはLIVEギフトだけで、サブスクリプションや報酬プログラムの記載はありませんでした。
そのため、この記事では公式ページで確かめられたLIVEギフトを中心に説明します。
この記事で数字を書かなかったことと、確かめ方
「稼ぎ方」の情報では、数字が大きな役割をしますが、公式に書かれていない数字は、この記事では書きません。
書かなかったことと、自分で確かめる方法を、表にまとめました。
| 書かなかったこと | 理由 | 確かめる方法 |
|---|---|---|
| 1ダイヤモンドが何円か | 公式ブログに換算の数字が書かれていない(2026年10月時点) | アプリの画面に表示される値を、自分で確かめる |
| ギフトごとのコインの数・ダイヤモンドの数 | 公式ブログに書かれていない | アプリのギフトの一覧画面で確かめる |
| 報酬の支払い時期・方法 | 収益化の条件のページに書かれていない | アプリの該当画面や、TikTokのヘルプで確かめる |
| 必要なフォロワー数 | TikTokヘルプには「1,000人以上(地域によって異なる場合があります)」とあるが、収益化の条件のページには人数の記載がない | アプリの「LIVE」ボタンや、LIVE Studioの「あなたのLIVEアクセス」で自分の状態を確かめる |
| 月にいくら収益が出るか | 公式に金額の案内がなく、結果は人によって大きく違う | 金額の数字を出している情報は、条件と出どころを確かめる |
| 事務所が受け取る割合 | 事務所ごと、契約ごとに違う | 契約前に、書面で確かめる |
表の「確かめる方法」にある、アプリの画面で確かめられることは、始めてから実際に見て、納得してから判断できます。
公式に書かれていないことを、書かれているように話す情報には、特に気をつけてください。
「稼ぎ方」の情報を読むときの3つの見方
ネットや動画で見かける「稼ぎ方」の情報は、次の3つを確かめながら読むと、信頼できる内容かどうかが判断しやすくなります。
- いつの情報か:TikTokの条件や仕組みは変わります。
日付が書かれていない情報、古い情報は、そのまま使わない - 出どころはどこか:公式ページや公的機関を示しているか。
個人の体験談だけなら、「その人の場合」として読む - 何かを売ろうとしていないか:講座、機材、サポートプランなど、お金を払う話につながっていないか。
つながるなら、特に慎重に確かめる
この3つは、事務所の説明を聞くときにも使えます。
「いつの時点の話か」「どこで確かめられるか」「契約や費用の話につながっていないか」を、遠慮なく聞いてかまいません。
収益の対象になるための条件

ダイヤモンドを集めて報酬の対象になるには、いくつかの条件があります。
公式ブログ「TikTok LIVE Monetization Requirements」(2026年6月23日)と「What Are TikTok LIVE Gifts and Why Do Viewers Send Them?」をまとめると、次のとおりです。
| 条件 | 公式ブログに書かれていること |
|---|---|
| 年齢 | 18歳以上。 韓国は19歳以上 |
| 居住地 | LIVEギフトが利用できる地域に住んでいる。 機能は国や地域によって違うことがある |
| LIVEができる状態 | LIVEの配信資格(LIVEアクセス)があり、LIVEギフトにアクセスできる |
| アカウントの状態 | 良好で、TikTokのルールとコミュニティガイドラインを守っている。 違反をくり返すと対象外になることがある |
| 自然なやり取り | 視聴者と自然にやり取りする。 不自然で誤解を招く形でのやり取りは、対象になるかどうかに影響することがある |
| 対象外のアカウント | 政府・政治家・政党のアカウントや、一部の公共性の高いアカウントは、一部の機能の対象外になることがある |
ここで注目したいのは、条件の中に「配信時間が○時間以上」といった数字がないことです。
フォロワー数については、TikTokのヘルプ「TikTok LIVEとは?」に「フォロワーが1,000人以上である(地域によって異なる場合があります)」とあります(2026年10月17日に確かめました)。
一方、LIVEアクセスの取得方法の公式ブログには人数の記載がなく、「フォロワー要件」とだけあります。
LIVE Creator Hubの2023年9月8日の記事には「50人以上」とあり、公式ページどうしでも数字が違います。
日本でいま自分が配信できるかは、アプリの表示で確かめてください。
事務所に入らなくても、条件は満たせる
上の条件の表をもう一度見てください。
事務所(エージェンシー)への所属は、条件に含まれていません。
そのため、「事務所に入らないとギフトの収益が得られない」という説明は、公式ブログの内容とは合いません。
では、事務所に入る意味はどこにあるのでしょうか。
公式ブログには、エージェンシーが配信者に運営面の案内や継続的なサポートを行えると書かれています。
つまり、事務所に入る意味は、収益化の条件を満たすためではなく、サポートの中身を受けるためと考えるのが自然です。
そのサポートが自分に必要か、費用やルールに納得できるかで判断してください。
「事務所に入れば、すぐ稼げる」という説明に注意
事務所に入ることで、収益化の条件が変わることは、公式ページには書かれていません。
「入れば稼げる」「条件を飛ばせる」といった説明は、そのまま信じず、書面で内容を確かめましょう。
事務所の選び方はライバー事務所の選び方の記事にまとめています。
LIVEアクセスの確かめ方
収益化の前提になる「LIVEができる状態」は、アプリで確かめられます。
公式ブログ「TikTok LIVE StudioでLIVEアクセスを取得する方法」(2026年9月29日)には、次の流れが書かれています。
- TikTok LIVE Studioを開き、右上の表示から、アクセス権の状態を確かめる
- 「あなたのLIVEアクセス」を選び、現在の状態と申請のオプションを見る
- 条件を満たしていれば「アクセスを取得」から申請する
- 活動が少ないアカウントや、ほかのプラットフォームから移った人は、専用の申請ページからフォームを送る。
TikTokが審査して、結果が通知される - アクセスを取得したあとは、ガイドラインを守り、定期的にLIVEを行うことで使い続けられる
LIVEアクセスの取得後も、定期的にLIVEを行うことが使い続ける条件のひとつです。
収益化を考えるなら、始めてから続ける意識が大切になります。
条件について詳しくはTikTok LIVEの条件の記事で扱っています。
見てくれる人との関係を作る、続け方の考え方

「どうすれば稼げるか」の裏には、「どうすれば見てもらえるか」「どうすれば応援してもらえるか」という問いがあります。
ギフトは視聴者の気持ちで送られるものなので、配信者が操作できるものではありません。
ですから、ここで考えたいのは、「ギフトを増やす方法」ではなく「見てくれる人との関係を作る方法」です。
この章の内容は、公式ブログに書かれている一般的な指針と、DUO編集部の考え方です。
「こうすれば必ず稼げる」という方法ではないことを、先にお伝えします。
公式ブログが示している指針
収益化の条件のページには、成長のための具体的な方法は書かれていませんが、方向性として次の点が示されています。
- 視聴者と自然にやり取りする:不自然で誤解を招くやり取りは、収益化の対象になるかどうかに影響することがある
- LIVEの活動を一定に続ける:定期的に配信する
- ルールとコミュニティガイドラインを守る:違反をくり返すと対象外になることがある
- エージェンシーの運営面のサポートを活用する:収益化の条件を満たし続け、無理なく成長するための案内や継続的なサポートを、エージェンシーが行える
この方向性から、自然なやり取りを、続けていくことが土台になると読み取れます。
続けるための具体的な工夫
土台を実際の配信に落とし込むときの工夫を、表にまとめます。
どれも、公式の決まりではなく、DUO編集部の考え方です。
| 工夫 | 内容 | なぜ役立つか |
|---|---|---|
| 名前を呼んで答える | コメントをくれた人の名前を呼んで、一言返す | 自分の言葉が届いたと感じてもらえる |
| 同じ時間帯に続ける | 曜日や時間をある程度決めて配信する | 見に来てくれる人が予定に入れやすくなる |
| 次の予定を伝える | 終わるときに、次の配信の予定を一言伝える | また来てもらうきっかけになる |
| ギフトに心を込めてお礼を言う | 金額に関係なく、気持ちを込めて伝える | 応援した人が、また来たいと感じやすい |
| ギフトを求めない | 「ギフトをください」と求めるのではなく、配信を楽しんでもらうことを優先する | 見る人が離れにくく、トラブルを避けられる |
| リプレイを見返す | 終了後30日間は見られる。 反応があった場面を確かめる | 自分の配信の特徴や、改善点が分かる |
| いいねの動きを見る | 配信中のいいねの変化から、よい反応を得た場面や話題を探す | 何を続けて、何を変えるかの手がかりになる |
リプレイについては、公式ブログ「TikTok LIVE Replays」(2026年10月10日)に、配信後30日間、見たりダウンロードしたりできると書かれています。
また「いいね」については、公式ブログ(2026年10月10日)に、配信中に積み重なるいいねの変化を見ると、どの場面や話題、形式がよい反応を得たかを確かめられると書かれています。
どちらも、数字の大小そのものよりも、どんなときに反応があったかを知る材料として使うのがよいでしょう。
ギフトの頼み方・不自然なやり取りに注意
ギフトを無理に求める、複数のアカウントで自作自演する、といった不自然なやり取りは、収益化の対象になるかどうかに影響するおそれがあります。
公式ブログにも、不自然で誤解を招くやり取りは対象に影響することがあると書かれています。
「ギフトを増やす裏技」をうたう情報に出会ったときは、ガイドラインに反しないかを必ず確かめましょう。
ギフトをもらったときの受け止め方
ギフトが届いたときの反応は、配信の雰囲気を左右します。
ギフトは視聴者が自分の気持ちで送るものなので、金額の大小で態度を変えないことが、見てくれる人との信頼につながります。
次の表は、場面ごとのお礼の伝え方の例です。
決まった形はないので、自分の言葉に置きかえて使ってください。
| 場面 | お礼の伝え方の例 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| ギフトが届いた直後 | 名前を呼んで、「ありがとう、うれしいです」と一言伝える | 画面に表示される名前を、読み間違えないようにする |
| 続けて何人かから届いた | まとめて「たくさんありがとう」と伝え、時間があるときに一人ずつ名前を呼ぶ | 話の流れが止まりすぎないようにする |
| 初めて来た人から届いた | いつものお礼に加えて、「来てくれてうれしい」と歓迎の言葉を添える | 初めての人に、特別な義務感を感じさせない |
| ギフトが届かない日 | それでも、来てくれた人やコメントをくれた人に、感謝を伝える | ギフトの有無で、気分や態度を変えない |
ギフトに「見返りを約束する」「個別に特別なサービスをする」といったやり取りは、トラブルにつながりやすくなります。
特に、個人の連絡先を教える、会う約束をするといった対応は避けてください。
安全の面では、身バレ対策の記事も参考になります。
目的別に考える:副業、本格的に、趣味の延長
同じ「稼ぎ方」でも、何を目的にするかで、考え方は変わります。
自分がどれに近いかを考えると、無理のない続け方が見えてきます。
| 目的 | 大切にしたいこと | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 空き時間の副業 | 決まった時間に、短く続ける。 本業や生活のリズムを崩さない | 就業規則や、扶養の範囲を先に確かめる。 収入の記録を残す |
| 配信を本格的に育てたい | 配信の型を作る。 リプレイを見返して改善を重ねる。 相談できる人(事務所やマネージャー)を持つ | 収入を前提に生活設計をしない。 収入が安定しない期間があることを前提にする |
| 趣味の延長で楽しみたい | 楽しく続けられることを優先する。 無理に回数や時間を増やさない | 収益が出たときの税金は、念のため確かめておく |
どの目的でも共通するのは、収益に生活の全部を預けないことです。
ギフトによる収益は、見てくれる人の気持ちや状況に左右され、毎月同じとは限りません。
特に最初のうちは、本業やほかの収入を維持したまま、配信を試すほうが、気持ちに余裕を持って続けられます。
収益が出ないときの見直し方

配信を始めても、すぐに収益が出ないのは、珍しいことではありません。
大切なのは、焦って方法を変え続けることではなく、どこで止まっているのかを順に確かめることです。
次の表は、段階ごとの見直しのチェックリストです。
| 段階 | 確かめること | 見直しの例 |
|---|---|---|
| 1. 条件 | 年齢、居住地、LIVEアクセス、アカウントの状態は満たしているか | LIVE Studioの「あなたのLIVEアクセス」で状態を確かめる。 ガイドライン違反の通知がないか見る |
| 2. 続け方 | 定期的に配信できているか | 回数を無理のない数にする。 曜日と時間を決める |
| 3. 映像と音 | 顔が見やすいか、声が聞き取りやすいか | 窓の光を正面から受ける。 スマホを目線の高さに固定する。 静かな時間に配信する |
| 4. 話し方・やり取り | コメントに自然に答えられているか | 名前を呼ぶ。 質問を投げかける。 沈黙したときの引き出しを用意する |
| 5. 内容 | 自分が楽しんで話せる内容か | ジャンルを変えてみる。 話題のストックを増やす |
| 6. 振り返り | リプレイやいいねの動きを見て、反応があった場面を確かめているか | よかった場面を増やし、反応が薄い場面を減らす |
| 7. 期待 | 短期間で成果が出ると思い込んでいないか | 数か月単位で見る。 比べる相手を、他人から過去の自分に変える |
段階の順に確かめる理由は、上の段階が満たされていないと、下の段階を工夫しても効果が出にくいからです。
たとえば、LIVEアクセスがない状態で話し方を工夫しても、収益にはつながりません。
また、映像や音に問題があるまま、内容を変えても、見てくれる人は増えにくいでしょう。
よくある誤解と、公式の説明
稼ぎ方の情報には、思い込みや古い情報が混ざりやすいです。
よくある誤解を、公式ブログの内容と比べて整理します。
| よくある説明 | 公式ブログで確かめられたこと |
|---|---|
| 「事務所に入らないと稼げない」 | 収益化の条件に、事務所への所属は含まれていない |
| 「フォロワーが○人いれば必ずLIVEできる」 | TikTokヘルプには「1,000人以上(地域によって異なる場合があります)」とあるが、それだけで決まるとは書かれていない。 ほかにも、アカウントの活動状況や地域などが関係する |
| 「1ダイヤモンドは○円」 | 公式ブログに、具体的な換算の数字は書かれていない |
| 「ギフトをもらえば、そのまま報酬になる」 | ギフトでダイヤモンドを集め、方針と条件に沿って報酬の対象になりうる。 報酬は条件を満たしたうえで受け取れる可能性があるもの |
| 「誰でも簡単に稼げる」 | 公式ブログに、そのような記載はない。 収益の保証もない |
| 「ギフトを増やす裏技がある」 | 公式ブログには、不自然で誤解を招くやり取りは、収益化の対象に影響することがあると書かれている |
この表は、「ネットの情報がすべて間違っている」という意味ではありません。
ただ、出どころが公式でないものは、そのまま信じず、確かめる習慣をつけると、損をしにくくなります。
「稼げない」と悩んでいる方向けの記事は、TikTok LIVEで稼げないときで、より詳しく扱います。
最初の3か月の見方(例)
収益が出るまでの期間は、人によって違います。
目安の期間は、公式ブログには書かれていません。
そのため、ここでは数字ではなく、最初の3か月に確かめたいことを整理します。
これはDUO編集部の考え方で、結果を保証するものではありません。
| 時期 | 主な目標 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 1か月目 | 配信に慣れる。 LIVEアクセスと条件を確かめる | 週2〜3回、30分ほどの配信を続けられたか。 映像と音に大きな問題がないか |
| 2か月目 | 自分の配信の型を作る。 時間帯と内容を絞る | どの時間帯・どの話題で、コメントが増えたか |
| 3か月目 | 常連の視聴者との関係を深める | 繰り返し来てくれる人がいるか。 続けられる頻度か |
この間に収益が出ることもあれば、出ないこともあります。
大切なのは、3か月後に「続けたい」と思えているかです。
続けたいと思えていれば、収益の有無にかかわらず、配信は自分の生活の一部になっています。
事務所の報酬の見方

事務所に所属すると、報酬の見え方が変わります。
事務所のサイトには「還元率○%」「最大○%」といった数字が載っていることがありますが、そのまま比べるのは危険です。
理由は、TikTokから出る報酬と、事務所が独自に出すものが、別のものだからです。
TikTokから出るものと、事務所が独自に出すもの
| 項目 | 内容 | 決めるのは |
|---|---|---|
| ギフトからの報酬 | ダイヤモンドに応じて、条件に沿って報酬の対象になりうるもの | TikTok |
| 事務所独自のボーナス・サポート | 事務所が独自の基準で出す、ボーナスや費用の補助など | 事務所(契約による) |
| 事務所が配信者から受け取るお金 | 登録料、レッスン料、所属費、機材代など。 なしの事務所も、ある事務所もある | 事務所(契約による) |
報酬の流れは、事務所によって、契約によって異なります。
「還元率○%」と書かれているとき、何に対する何%なのかは、必ず確かめてください。
次の質問を使うと、数字の意味が分かります。
- その「%」は、何を100とした割合ですか(ギフトの金額、ダイヤモンド、事務所の売上など)
- 報酬は、TikTokから配信者に直接支払われますか、事務所を経由しますか
- 事務所が差し引くお金はありますか。
あるなら、何に対していくらですか - 登録料、レッスン料、所属費、機材代など、ほかに払うお金はありますか
- 報酬の明細は、書面や画面で確認できますか
報酬の明細の見方は報酬明細の見方の記事で、数字の見方は投げ銭の還元率の記事で、詳しく扱います。
事務所に入る前に、必ず確かめたいこと
事務所を検討するときは、収益の見込みよりも、条件とルールを先に確かめてください。
特に次の点は、口頭ではなく書面で確かめるのが基本です。
| 確かめること | 見るポイント |
|---|---|
| 費用 | 登録料・レッスン料・機材代・所属費・年会費など、配信者が払うお金の有無 |
| 報酬の流れ | TikTokから直接支払われるか。 事務所が差し引くお金はあるか |
| ノルマ | 配信時間や日数の決まり。 守れなかったときの扱い |
| やめるとき | やめ方、予告期間、違約金の有無とその額 |
| やめたあと | 活動の制限、ほかの事務所と契約できるか |
| 所属の手続き | 自分のアプリの招待コードで、自分が承認する形か(TikTokの公式案内) |
所属の手続きについて、TikTokの公式案内(Creator Network Agency Invite)には、配信者が「LIVE Center → Agency Center」で招待コードを出し、事務所の担当者がそのコードで招待を始め、配信者が内容を確認して承認すると書かれています。
本人が承認しないまま所属が成立することはありません。
選び方の全体像はライバー事務所の選び方の記事にまとめています。
お金の注意:税金と、高額な勧誘

収益に関わる話は、税金とトラブルの2つも見ておく必要があります。
どちらも、始める前に基本を知っておくと、後で慌てずに済みます。
税金:確定申告が必要になる場合がある
国税庁のタックスアンサー(No.1900「給与所得者で確定申告が必要な人」)には、会社などから給与をもらっている人が確定申告を必要とする場合の一つとして、給与を1か所から受けていて全額が源泉徴収されている場合に、給与と退職金以外の所得の合計が年間で20万円を超えるときが書かれています。
配信の報酬が、この「給与と退職金以外の所得」に当たるかどうか、どの所得の種類になるかは、人の状況によって変わります。
給与をもらっていない人(学生、主婦・主夫、個人事業主など)は、また別の決まりが関係します。
そのため、この記事では、金額や区分を断定しません。
次のことを覚えておいてください。
- 報酬を受け取ったら、いつ、いくら受け取ったかを記録しておく
- 配信にかかった費用の領収書やレシートを、捨てずに保管しておく
- 具体的な判断は、税務署か税理士に相談する
- 家族の扶養に入っている場合は、収入の増え方が扶養に影響することがあるので、先に確かめる
税金の詳しい話は、TikTok収益の税金、確定申告はいくらからの記事で扱います。
収入の記録のつけ方
税金の相談をするときも、確定申告をするときも、いつ、いくら受け取ったかの記録があると、手続きが楽になります。
難しい帳簿は必要なく、最初は表計算アプリやノートで十分です。
記録しておきたい項目を表にまとめました。
| 記録する項目 | 内容 | 残しておくもの |
|---|---|---|
| 受け取った日 | 報酬が手元に届いた日、または振り込まれた日 | 通帳やアプリの履歴の画面 |
| 金額 | 受け取った金額 | 明細(TikTokや事務所から出るもの) |
| 支払ってきたところ | TikTokから直接か、事務所経由か | 明細、支払いの通知 |
| かかった費用 | スマホスタンド、ライト、マイクなど、配信のために買ったもの | 領収書、レシート、購入履歴 |
| 事務所とのお金のやり取り | 事務所に払ったお金、事務所から受け取ったお金 | 契約書、請求書、振込の記録 |
どの費用が経費として認められるか、どの所得の種類になるかは、人の状況と、実際の使い方で変わります。
たとえば、配信のためだけに買った機材と、普段の生活でも使うものでは、扱いが違う場合があります。
迷うものは、捨てずに保管しておき、税務署か税理士に確かめてください。
記録は「あとで楽をするため」
確定申告が必要かどうかは、年間の合計で決まる部分があります。
月ごとに記録しておくと、年末にまとめて探す手間がなくなります。
学生や扶養に入っている方は、収入の合計が家族の扶養に影響することがあるため、早めに確かめておくと安心です。
「簡単に稼げる」というお金の勧誘に注意
ライブ配信をきっかけにした勧誘で、トラブルになった例が、公的機関から発表されています。
| 発表 | 内容 |
|---|---|
| 消費者庁(2022年11月17日) | 「スマホで簡単に高い月収が得られる」などとうたう副業マニュアルを購入させ、その後、電話でライブ配信を希望する人を勧誘し、ライブ配信事業者に登録させる「エージェント」になるためとして、高額なサポートプランを契約させていた2事業者について、注意喚起。 若者を中心に、各地の消費生活センターに相談が寄せられていた。 虚偽・誇大な広告・表示などが確認された |
| 国民生活センター(2023年12月12日) | タレント・モデルの募集をきっかけに、「合格」を伝えて、その場で初期費用・所属費・レッスン料・高額な契約を求められる相談事例。 契約を急がせる、違約金を請求するといった内容。 トラブル防止のポイントとして、夢につけ込む勧誘に注意する、その場での契約を避ける、不安があれば早めに相談する、が挙げられている |
これらの発表は、ライブ配信そのものや、特定の事務所を否定するものではありません。
ただ、「簡単に」「必ず」「すぐに」稼げると誘う勧誘や、先にお金を払わせる勧誘には、注意が必要だと分かります。
怪しいと思ったときの行動
・その場で返事や契約をしない。
持ち帰って、書面を読む時間をもらう
・家族や信頼できる人に、内容を見せて相談する
・費用の内訳が分からないものには、お金を払わない
・不安なときは、消費者ホットライン「188」に電話する(最寄りの消費生活センターを案内してもらえます)
DUOの場合

ライバー事務所DUOは、TikTok LIVE専門の事務所で、TikTok LIVEの提携エージェンシーです。
エージェンシーはTikTokとは独立した事業者で、TikTokが推奨・後援しているわけではありません。
DUOも「公式」「公認」の事務所ではありません。
報酬とお金に関するDUOの事実は、次のとおりです。
| 項目 | DUOの場合 |
|---|---|
| 報酬の流れ | 報酬はTikTokが定めたしくみで、TikTokからライバーに直接支払われる。 DUOはライバーの報酬から差し引いていない(しくみ上、差し引けない) |
| 契約 | DUOとライバーのあいだで、お金のやりとりはない。 雇用でも業務委託でもない。 契約書の内容は、面談で説明する |
| 費用 | 登録料・レッスン料などの費用はかからない |
| ノルマ | なし |
| 違約金 | なし |
| 配信の始め方 | TikTokのヘルプには、LIVEの配信にはフォロワーが1,000人以上必要である(地域によって異なる場合があります)と書かれている。 DUOに所属すると、DUOから配信の権限が付与されるので、フォロワーが0人でも配信を始められる。 仕組みは面談で説明する |
| 税金 | 提携の税理士に相談できる |
| 所属ライバー | 100人以上 |
| 運営する人 | 代表は現役のライバー(2020年から配信)。 マネージャーは全員ライバー経験者 |
| 応募 | 18歳以上。 LINEから |
この記事で「還元率の数字を見るときに確かめたい質問」を紹介しました。
DUOの場合は、報酬がTikTokからライバーに直接支払われ、DUOが差し引いていないため、「事務所が何%を取るのか」という心配は、そもそも生まれにくいしくみです。
TikTokの報酬のしくみそのものについて分からないことは、LINEで質問できます。
よくある質問
Q. TikTok LIVEで、本当に稼げますか?
公式ブログには、ギフトでダイヤモンドを集め、方針と条件に沿って報酬の対象になりうると書かれています。
ただし、金額の保証や平均の数字は書かれておらず、結果は配信する人ごとに大きく違います。
「必ず稼げる」とはいえないので、収益だけを目的にせず、続けられる形を探すことをおすすめします。
Q. 稼げるようになるまで、どのくらいかかりますか?
期間の目安は、公式ブログには書かれていません。
始めてすぐに収益が出る人もいれば、時間がかかる人もいます。
最初の数か月は、条件を満たすこと、続けること、見てくれる人との関係を作ることに集中するほうが、気持ちが楽になります。
Q. フォロワーは何人必要ですか?
TikTokのヘルプには、LIVEを配信する条件として「フォロワーが1,000人以上である(地域によって異なる場合があります)」と書かれています(2026年10月17日に確かめました)。
LIVE Creator Networksの公式ブログのほうには人数の記載がなく、「フォロワー要件」とだけあります。
LIVE Creator Hubの2023年9月8日の記事には「50人以上」とあり、公式ページどうしで数字が違います。
自分のアカウントで配信できるかは、LIVE Studioの「あなたのLIVEアクセス」で確かめてください。
Q. 事務所に入らないと、ギフトの収益は得られませんか?
収益化の条件のページには、事務所への所属は書かれていません。
事務所に入らなくても、条件を満たせば、ギフトからダイヤモンドを集め、報酬の対象になる可能性があります。
事務所に入る意味は、条件のためではなく、サポートの中身で判断してください。
Q. ギフトをお願いしてもいいですか?
ギフトは視聴者が自分の気持ちで送るものです。
無理に求めると、見る人が離れるだけでなく、トラブルの元になります。
公式ブログでも、不自然で誤解を招くやり取りは収益化の対象に影響することがあると書かれています。
ギフトを求めるよりも、配信を楽しんでもらうことを優先してください。
Q. 18歳未満でも収益化できますか?
できません。
TikTok LIVEの配信は18歳以上で、収益化の機能も18歳以上(韓国は19歳以上)が条件です。
18歳になってから、あらためて検討してください。
Q. 収益に税金はかかりますか?
報酬を受け取った場合は、所得として税金の対象になる場合があります。
給与をもらっている人は、給与と退職金以外の所得が年間で20万円を超える場合などに、確定申告が必要になることがあります(国税庁のタックスアンサー)。
金額や区分は人の状況で変わるので、具体的な判断は、税務署か税理士に相談してください。
Q. 「ギフトを増やす裏技」は本当に効果がありますか?
公式ブログには、ギフトを増やす裏技のような情報は書かれていません。
むしろ、不自然で誤解を招くやり取りが、収益化の対象に影響することがあると書かれています。
複数アカウントでの自作自演や、視聴者をだますような方法は、アカウントのリスクにつながります。
安全に続けるなら、ガイドラインを守った自然なやり取りが基本です。
Q. 配信を始めたばかりで、不安です。
何から確かめればいいですか?
何から
最初に確かめるのは、年齢、LIVEアクセス、アカウントの状態の3つです。
次に、配信の環境(回線、音、明るさ、カメラの角度)を、公式ブログが案内している順に見ます。
その次に、続けられる時間と頻度を決めてください。
収益のことは、この3つが整ってから考えても遅くありません。
Q. 配信を休むと、収益や条件に影響しますか?
LIVEアクセスを使い続けるには、ガイドラインを守り、定期的にLIVEを行うことが条件のひとつと案内されています。
「何日休むとどうなる」という具体的な日数は、公式ブログには書かれていません。
体調や用事で数日休むことは自然ですが、長く休んだあとに配信できるかどうかは、LIVE Studioの「あなたのLIVEアクセス」で確かめてください。
休むときは、見てくれる人に、いつ戻るかを一言伝えておくと安心です。
まとめ
- TikTok LIVEの収益のしくみは、ギフト → ダイヤモンド → 報酬の流れ。
報酬を決めるのは、配信者でも事務所でもなくTikTok - 収益化の条件は、18歳以上(韓国は19歳以上)、地域、LIVEができる状態、アカウントの状態など。
事務所への所属は条件に含まれていない - 1ダイヤモンドが何円か、などは公式に数字の案内がない。
フォロワー数は、TikTokヘルプに「1,000人以上(地域によって異なる場合があります)」とある。
ネットの数字は出どころを確かめる - 土台は、自然なやり取りと、続けること。
ギフトを求めたり、不自然な方法を使ったりしない - 稼げないときは、条件 → 続け方 → 映像と音 → やり取り → 内容 → 振り返りの順で見直す
- 事務所の「還元率」は、何に対する何%かを確かめる。
費用、ノルマ、やめ方は書面で確かめる - 税金は記録を残して、税務署か税理士に相談する。
「簡単に稼げる」誘いや、その場の契約には注意する
この記事は、収益を約束するものではなく、公式に書かれていることと書かれていないことを分けて整理したものです。
TikTok LIVEの報酬のしくみで分からないことや、事務所に入るか迷っていることがあれば、LINEで気軽に質問してください。
DUOは、
参考・出典
TikTok ヘルプ「 TikTok LIVEとは?」 (TikTok) TikTok LIVE Monetization Requirements (TikTok LIVE Creator Networks) What Are TikTok LIVE Gifts and Why Do Viewers Send Them? (TikTok LIVE Creator Networks) TikTok LIVE Studioで LIVE アクセスを 取得する 方法 (TikTok LIVE Creator Networks) How to Go LIVE on TikTok: A Step- by- Step Guide (TikTok LIVE Creator Networks) TikTok LIVE Replays (TikTok LIVE Creator Networks) What Are TikTok LIVE Likes Used For and Why Are They Important? (TikTok LIVE Creator Networks) Incentive Policy (TikTok LIVE Creator Networks) TikTok Creator Network Agency Invite (TikTok) 給与所得者で 確定申告が 必要な人 (国税庁 タック スアンサー) 副業 マニュアルと ライブ 配信 エージェントに 関する 注意喚起 (消費者庁) オーディション 商法・ タレント 契約の トラブル (国民 生活 センター)
