TikTok LIVE の始め方・稼ぎ方・顔出し配信のコツ

報酬のしくみ

TikTok LIVEの投げ銭の種類|ギフト・コイン・ダイヤの関係と公式の案内

ライバー事務所DUO 編集部(TikTok の公式情報を 2026.10.17 に確認)

この記事でわかること

  • TikTok LIVEの「投げ銭」は公式では何と呼ばれているか
  • コイン・ギフト・ダイヤモンドの関係と、お金の流れ
  • ギフトの種類について、公式が書いていること・書いていないこと
  • ギフトを受け取る条件と、送る側が知っておきたい注意
  • 事務所に入ると、ギフトまわりの何が変わり、何が変わらないか

「TikTok LIVEの投げ銭には、どんな種類があるの?」「ギフトの名前や値段の一覧が見たい」と思って、この記事を開いた方も多いと思います。
ところが、TikTokの公式ページを確かめたところ、ギフトの種類や名前、値段を一覧にした案内は、見つかりませんでした。
ネット上の記事で、種類の数や値段の数字が食い違いやすいのは、公式に基準となる一覧がないためです。

この記事では、まず「投げ銭」が公式では何と呼ばれているかを整理し、コイン・ギフト・ダイヤモンドの関係、受け取る条件、送る側の注意、事務所との関係を、公式で確かめられた範囲で説明します。
種類の一覧は載せません。
そのかわり、「公式に書かれていること」と「書かれていないこと」を分けて、自分で確かめる方法を示します。

この記事は 2026年10月17日 に、TikTok LIVE クリエイターネットワークの公式ページ(「TikTok LIVEのギフトとは」「LIVE Monetization Requirements」「What Is TikTok LIVE Backstage?」)と、TikTokのヘルプセンターの記事一覧、TikTok Newsroom、国民生活センターのページで確かめた内容です。
ヘルプセンターの各記事の本文は、今回の確認では読み込めず、記事のタイトルだけ確かめました。
確かめられなかった点は、そのように書いています。

最初に、ギフトまわりの注意を3つ書きます。
1つ目は、ギフトを送れるのも、受け取れるのも、18歳以上が対象であることです。
2つ目は、不自然な、または誤解を招くやり取りは、収益化の資格に影響することがあると公式ページに書かれていることです。
3つ目は、ギフトの頼み方にはTikTokのコミュニティガイドラインの決まりがありますが、今回その本文を確かめられなかったため、具体的な禁止事項はこの記事では書けないことです。
配信する前に、公式のガイドラインを必ず読んでください。

「投げ銭」は、TikTokでは「ギフト」と呼ばれている

女性がスマホで、配信画面に表示されたギフトの演出を見て驚いている

「投げ銭」は、ライブ配信で視聴者が配信者にお金を送ることを指す、日本で広まった呼び方です。
TikTokの公式ページでは「ギフト」と呼ばれています。
視聴者が「コイン」でギフトを贈り、配信者が「ダイヤモンド」を獲得する、という言葉の組み合わせです。

言葉意味(公式の説明をもとにした整理)誰が使う
投げ銭ライブ配信で視聴者が配信者を応援してお金を送ること。
一般的な呼び方
日本の一般向けの記事など
ギフトLIVE中に視聴者が贈れるバーチャルのアイテム。
画面に表示される
TikTokの公式ページ
コイン視聴者がギフトを贈るときに使う、TikTokの単位視聴者
ダイヤモンド配信者が、受け取ったギフトに応じて獲得するもの。
人気や貢献度を表す仕組みの一部
配信者
報酬ダイヤモンドを、TikTokのルールと資格の条件にしたがって受け取れる場合があるもの配信者

公式ページは、ギフトを「視聴者にとって新しい『いいね』のようなもの」と説明しています。
感謝や応援を、その場で伝える手段であり、コメントや「いいね」と並ぶ反応の一つという位置づけです。

「投げ銭」という言葉から、お金のやり取りだけを想像しがちですが、公式の説明は「気持ちを伝える手段」に重心があります。
配信者側も、金額で態度を変えず、贈ってくれたことへの感謝を伝える姿勢が大切です。

ギフトに込められる気持ちと、配信者の応え方

公式ページによると、視聴者がギフトを贈る理由は、感謝や応援を即座に伝えるためです。
楽しいパフォーマンス、交流の瞬間、コミュニティとの関わり、LIVEの印象的な場面などが、贈るきっかけになると説明されています。

配信者の側は、LIVE中に返信したり、感謝を伝えたり、贈ってくれた視聴者に言及したりして、応えられます。
この「応える」部分は、ギフトの種類や値段よりも、視聴者との関係に大きく関わります。

場面視聴者の気持ち配信者の応え方の例
配信の始まりに贈られる来たことを知ってほしい名前を呼んで、来てくれたことへの感謝を伝える
面白い場面で贈られるその場の盛り上がりを伝えたい笑顔で反応し、盛り上がりを共有する
励ましの場面で贈られる応援していることを伝えたい気持ちを受け取った、と言葉で伝える
続けて贈られる配信を支えたい感謝を伝えつつ、無理をしていないか気にかける

コイン・ギフト・ダイヤモンドの流れ

男性が机の上のスマホを見ながら、ノートにお金の流れの図を書いている

ギフトが視聴者から配信者に届くまでの流れは、公式ページの説明では、次のようになっています。

  1. 配信者が、ギフトの受け取りを有効にして、LIVEを始めます。
  2. 視聴者が、TikTokの「コイン」を使って、ギフトを贈ります。
  3. 贈られたギフトが、LIVEの画面に表示されます。
  4. 配信者は、受け取ったギフトに応じて「ダイヤモンド」を獲得します。
  5. 獲得したダイヤモンドは、TikTokのルールと資格の条件にしたがって、報酬を受け取る資格につながる場合があります。

この流れの中で、お金が動くのは「視聴者がコインを手に入れる」ところと、「配信者が報酬を受け取る」ところです。
間にあるギフトとダイヤモンドは、TikTokの中で使われる単位や仕組みです。

登場する人していること決めるのは誰か
視聴者コインを使ってギフトを贈る贈るかどうか、何を贈るかは、視聴者が決める
配信者ギフトの受け取りを有効にして配信し、ダイヤモンドを獲得する配信するかどうかは配信者が決める
TikTokギフトの仕組み、ダイヤモンド、報酬の条件を運営する報酬のルールや条件はTikTokが定める
事務所(エージェンシー)所属する配信者のサポートや管理を行うTikTokの報酬のルールは、事務所が決めるものではない

「1ダイヤモンドが何円か」「コイン1枚が何円か」は、公式のページには数字の案内がありません(2026年10月時点)。
公式のギフトの案内は、コインやダイヤモンドの価値、換算率、報酬の金額について、数字を載せていません。
ネット上の数字を使うときは、いつの、どの画面の値かを確かめてください。

各段階で、公式に数字が書かれているか

お金の流れを、段階ごとに分けて、公式に数字の案内があるかどうかを整理しました。
空欄になっている部分が多いことが分かります。

段階何が起こるか公式の数字
1. 視聴者がコインを手に入れるコインを購入するコインの価格や購入方法は、案内なし
2. 視聴者がギフトを贈るコインを使ってギフトを贈るギフトごとのコイン数は、案内なし
3. 配信者がダイヤモンドを獲得する受け取ったギフトに応じて獲得するギフトとダイヤモンドの対応は、案内なし
4. ダイヤモンドが報酬の対象になるTikTokのルールと資格の条件にしたがって、報酬の資格につながる換算率や報酬額は、案内なし
5. 報酬を受け取る配信者に報酬が支払われる支払いの方法や時期の詳細は、今回確かめた範囲では案内なし

公式のページで数字が書かれているのは、年齢(18歳、韓国は19歳)だけでした。
数字を求めて読む記事は、その数字の根拠がどこにあるのかを、まず疑ってみてください。

数字を自分で計算したいときの前提の置き方

他の記事に載っている換算の数字は、書いた人が見た時点の画面や、受け取った報酬から逆算した値であることが多く、公式の保証ではありません。
自分で計算するなら、次のように前提をはっきりさせてから使うと、あとで食い違いが起きにくくなります。

前提確かめ方注意
見た日付メモに日付を書いておく数字は変わることがあるため、古い値を使わない
見た画面アプリのどの画面で見たかを記録する画面の名前や位置は、更新で変わることがある
ギフトごとのコインの数視聴者側の画面で表示される数公式に一覧がないため、アプリの表示で確かめる
ダイヤモンドの数配信者側の画面で表示される数受け取った数と、報酬になる額は別。
報酬の条件を確かめる
報酬の額実際に受け取った額、または画面に表示される額手数料や税金が関わる場合がある。
受け取る前の数字と混ぜない

報酬の計算のしかたや、実際の受け取りの流れは、TikTok LIVEの投げ銭はいくらになるかの記事でも整理しています。

ギフトの「種類」について、公式が書いていること・書いていないこと

女性がスマホのギフト一覧の画面を見て、メモを取りながら内容を確かめている

この記事の最初に書いたとおり、公式ページには、ギフトの名前や種類の一覧、個別の値段は載っていません。
確かめられた内容と、確かめられなかった内容を、表にして整理します。

項目確かめられたこと
ギフトとは何かLIVE中に視聴者が贈れるバーチャルのアイテム。
画面に表示される(公式に記載あり)
ギフトの種類・名称公式ページには記載なし(2026年10月時点)
ギフトごとの値段(コインの数)公式ページには記載なし
コインの価格や購入方法公式ページには記載なし
ダイヤモンドの換算率や報酬額公式ページには記載なし
ギフトの分類(特別なギフトなど)公式ページには記載なし

ギフトの具体的な一覧は、アプリの画面に表示されます。
配信者や視聴者が見る画面の内容は、アプリの更新や時期によって変わる可能性があるため、この記事には固定の一覧を載せません。
実際の一覧を見たいときは、アプリで他の人のLIVEを開き、ギフトの画面を確かめるのが確実です。

ネット上の記事に「ギフトは〇種類」「〇〇というギフトは△コイン」と書かれていることがあります。
これらは、書いた人が見た時点の画面にもとづく数字で、公式の案内ではありません。
見る時期によって値が違う可能性もあるため、そのまま信じず、自分のアプリで確かめてください。

ギフト以外の「応援の形」

投げ銭には種類がないと言っても、応援の形そのものは複数あります。
TikTokのヘルプセンターの記事一覧と、公式ページで確かめられた範囲で、整理します。

応援の形確かめられたことお金のやり取り
コメントLIVE中の基本的な反応。
ヘルプセンターにコメントの記事がある
なし
「いいね」画面をタップして送る。
LIVE中に積み重なる(公式ページに記載あり)
なし
LIVEギフトLIVE中に贈るバーチャルのアイテム。
ヘルプセンターに「TikTokのLIVEギフト」の記事がある
あり(コインを使う)
動画へのギフトヘルプセンターに「TikTok動画にギフトを送る」という記事のタイトルがある。
本文は確かめられていない
本文を確かめられていないため、ここでは書かない
LIVEファンクラブヘルプセンターに「LIVEファンクラブ」という記事のタイトルがある。
本文は確かめられていない
本文を確かめられていないため、ここでは書かない

動画へのギフトとLIVEファンクラブの仕組みは、今回の確認では本文を読めなかったため、中身には触れません。
ファンクラブについては、TikTok LIVEのファンクラブの記事で扱います。

アプリの画面で一覧を見るときのチェックポイント

公式に一覧がない以上、種類を知りたいときは、アプリの画面で直接確かめることになります。
他の人のLIVEを開き、ギフトの画面を確かめるときは、次の点を記録しておくと、あとで見返せます。

見る項目確かめること記録のしかた
名前ギフトにつけられた名前表示されたとおりに書き写す
コインの数そのギフトを贈るのに必要な数日付と一緒に書く
表示のされ方画面にどのように表示されるか(大きさ、長さなど)見たままを言葉でメモする
送れる場面LIVE中のみか、ほかの場面もあるかどの画面から送ったかを書く
表示が変わる条件時期や地域、アカウントによる違いがあるか気づいたことを書き残す

この記録は、他の記事の数字と食い違ったときに、どちらが新しいかを判断する材料になります。
アプリの画面は更新で変わることがあるため、日付の記録が役に立ちます。

ネットで見かけて混乱しやすい言葉

投げ銭の話では、公式の用語ではない言葉が使われることもあります。
意味を整理しておくと、記事や事務所の説明を読むときに混乱しにくくなります。

言葉よくある使われ方確認するとよいこと
換金ダイヤモンドを報酬に替えること公式の説明は「報酬を受け取る資格につながる場合がある」。
具体的な条件や手順は、画面で確かめる
還元率視聴者が支払った額のうち、配信者に戻る割合を指して使われることが多い公式の用語ではない。
何に対する何%なのかを、説明した人に確かめる
手数料報酬から引かれるお金誰が、何のために引くのかを確かめる。
TikTokのルールによるものか、事務所によるものか
初見初めて配信を見に来た人ギフトとは別の話。
配信者の呼びかけの言葉
同接同時に配信を見ている人の数ギフトの数とは別の指標

ネットの数字や体験談を見たときの見分け方

ギフトや報酬の数字は、記事やSNSでよく見かけます。
数字をそのまま信じる前に、次の点を確かめてください。

  • 日付:いつ確かめた数字か。
    古い記事の数字は、いまは違っている可能性があります。
  • 出どころ:公式ページか、書いた人の体験か。
    体験の場合は、条件が自分と同じか分かりません。
  • 前提:何人が見ていたのか、何時間配信したのか、事務所に所属していたのか。
    前提が書かれていない数字は、参考にしにくくなります。
  • 言い切り方:「必ず稼げる」「誰でもこれだけ」と言い切る記述は、避けたほうが安全です。
  • 目的:書いた人が、事務所や講座の宣伝をしていないか。
    宣伝の場合は、都合のよい数字だけが出ていることがあります。

公式のページに数字が書かれていない以上、「いくら稼げる」という数字は、確かな根拠にはなりません。
この記事でも、具体的な金額は書かないことにしています。

公式の情報が新しくなったかを確かめる方法

ギフトや報酬の説明は、更新されることがあります。
この記事を読んだあとに、最新の内容を自分で確かめたいときは、次の場所を見てください。

  • TikTok LIVE クリエイターネットワークのブログ。
    記事ごとに公開日が表示されています。
    たとえばギフトの説明ページは、2026年7月に公開されたものです。
  • TikTokのヘルプセンターの「TikTok LIVE」の記事一覧。
    ギフトやファンクラブなどの記事のタイトルが並んでいます。
  • アプリの画面。
    ギフトの一覧や表示は、アプリが最新であれば、そのときの内容が見られます。

公式のページを見るときは、公開日と更新日を確かめる習慣をつけてください。
日付のないページの数字は、いつの情報か分からないため、判断の材料にしにくくなります。

あわせて読みたいTikTok LIVEの収益のしくみ|ギフトからダイヤ・報酬までを公式で確認

ギフトを受け取れる人の条件

男性がパソコンの前で、配信の条件を一つずつ確認しながらチェックしている

ギフトを受け取って、ダイヤモンドを獲得するには、公式ページに書かれた条件を満たす必要があります。
確かめられた条件は、次のとおりです。

条件公式の案内(2026年10月17日時点)
居住地LIVEギフトが利用できる地域に住んでいること
年齢18歳以上(韓国では19歳以上)
LIVEの資格LIVEを配信できる状態であること
アカウントの状態良好な状態で、TikTokのルールとコミュニティガイドラインを守っていること。
違反を繰り返すと、資格を失うことがある
やり取りの仕方視聴者と自然にやり取りすること。
不自然な、または誤解を招くやり取りは、資格に影響することがある
ギフトの有効化配信を始める前に、ギフトの受け取りを有効にする
対象外政府、政治家、政党のアカウント、一部の公的アカウントは、ギフトでダイヤモンドを獲得できない

公式の収益化条件のページには、フォロワー数、視聴数、収入の最低ラインなどの数字は書かれていません。
書かれている数字は、年齢(18歳、韓国は19歳)だけです。
LIVEを配信する条件としては、TikTokヘルプ「TikTok LIVEとは?」に「フォロワーが1,000人以上である(地域によって異なる場合があります)」とあります(2026年10月17日に確認)。

収益化の条件に、事務所(エージェンシー)への所属は入っていません。
個人でも、条件を満たせば、ギフトを受け取れる仕組みです。
事務所に入る意味は、条件ではなく、サポートや契約の中身で判断してください。

資格を守るために、日ごろからできること

アカウントの状態は、ギフトを受け取れる資格にも関わります。
公式ページが挙げている内容をもとに、日ごろの配信で気をつけたい点を整理しました。

  • 配信を始める前に、コミュニティガイドラインを読み直す。
    ガイドラインは更新されることがあります。
  • 視聴者とのやり取りは、自分の言葉で、自然に行う。
    人為的に反応を増やすような方法は使わない。
  • 警告や通知がアプリに届いたら、内容を確かめて、早めに対処する。
  • 他の配信者の方法をそのまま真似せず、ルールに合っているかを確かめてから取り入れる。
  • 迷ったときは、公式のヘルプセンターで調べるか、事務所に所属していればマネージャーに聞く。

資格を失う理由の多くは、知らないまま、ルールに反することをしてしまうことです。
知らなかったでは済まないことがあるため、確認を習慣にしてください。

「不自然なやり取り」とは何か

公式の収益化条件のページは、視聴者と自然にやり取りすることを求め、不自然な、または誤解を招くやり取りは、資格に影響することがあると書いています。
何が「不自然」にあたるのか、具体的な例は、そのページには挙げられていません。

そのため、この記事でも、具体的な行為を挙げて「これは禁止」と書くことはできません。
判断に迷うやり方は、始める前にTikTokのコミュニティガイドラインで確かめるか、事務所に所属している場合はマネージャーに確認してください。
自分の判断だけで続けないことが、資格を守ることにつながります。

配信者になる前に考えておきたいこと

ギフトを受け取れる仕組みがあることと、実際にどれくらい受け取れるかは、別の話です。
配信者になる前に、次の点を考えておくと、気持ちの面でも落ち着いて始められます。

考えておくこと理由
収入を前提に生活を組まない公式にも、収入の目安は示されていない。
受け取れる量は人によって、時期によって違う
ギフトの有無で、配信の価値を決めないギフトは、視聴者が自分の気持ちで贈るもの。
贈られない配信が悪い配信というわけではない
お金の手続きを確かめておく報酬を受け取ると、税金の手続きが関わる場合がある。
金額や状況で扱いが変わる
配信を続けられる形を先に作る収入が増える前に、続けられなくなる人もいる。
無理のない時間と頻度を決める

送る側、見る側が知っておきたい注意

女性がスマホの画面を見ながら、ギフトを贈る前に金額をよく確かめている

この記事を読んでいる方の中には、これから配信する側だけでなく、視聴者として応援する側の人もいると思います。
ギフトを贈るときに知っておきたい点を整理します。

注意点確かめられたこと
年齢TikTokは2022年に、ギフトを送ったり、収益化の機能を使ったりするには18歳以上であることを案内している(TikTok Newsroom、2022年10月17日の発表)
使う金額ヘルプセンターに「ギフト予算の上限通知」という記事がある。
本文は確かめられていない
子どもの利用国民生活センターは、子どもが保護者の端末で投げ銭を繰り返し、カードに高額の請求が来た事例を注意喚起している(2023年7月19日)
相談先困ったときは、消費者ホットライン188(お住まいの自治体の消費生活センター等につながる)

国民生活センターが示している対策は、端末に登録しているクレジットカードやキャリア決済の設定を確かめること、暗証番号の管理を徹底すること、保護者のアカウントを子どもに使わせないこと、ペアレンタルコントロールで利用を制限することなどです。
家族で、使い方やルールを話し合っておくことも勧められています。

ギフトは、自分の生活の範囲で贈ってください。
配信者から金額を求められたり、贈らないと配信を見られない雰囲気を作られたりしたときは、無理に応じる必要はありません。
困ったときは、一人で抱え込まず、消費者ホットライン188などに相談できます。

家庭で決めておきたいルール

子どもや家族がいる家庭では、ギフトの課金について、あらかじめルールを決めておくと安心です。
国民生活センターの注意喚起をもとに、決めておきたい項目を整理します。

項目決めておくこと
端末の決済設定クレジットカードやキャリア決済を登録したままにしない。
必要な場合は、暗証番号を子どもに知らせない
アカウント保護者のアカウントを子どもに使わせない。
子ども用のアカウントは別に作る
利用の制限ペアレンタルコントロールで、課金や利用時間を制限する
家庭でのルールお金を使うときは、事前に相談する。
使った金額を一緒に確かめる
困ったとき慌てて叱らず、状況を聞く。
消費者ホットライン188に相談できる

配信する側が心がけたいこと

配信者は、ギフトを贈ってくれた視聴者に感謝を伝えながらも、金額や回数で視聴者を区別しないことが大切です。
特に、未成年の視聴者や、生活に余裕がなさそうに見える視聴者に、課金を促すような言い方をしないようにしてください。

  • ギフトを要求するような言い方は避け、贈ってもらったときに感謝を伝えます。
  • ギフトの多い少ないで、コメントへの返事の丁寧さを変えません。
  • 生活に無理をしていそうな視聴者がいたら、使いすぎないよう声をかけます。
  • ギフトの頼み方にはTikTokのガイドラインの決まりがあるので、配信前に確認します。

ギフトで困ったときの、最初の動き

ギフトに関するトラブルは、送る側にも受け取る側にも起こりえます。
ここでは、よくある場面と、最初にすることを整理します。
公式の対応の内容は今回確かめられていないため、手順の詳細は書かず、相談先を中心に示します。

場面最初にすること
誤ってギフトを贈ってしまったTikTokのヘルプセンターで、対応の案内を確かめる。
画面の表示を保存しておく
身に覚えのない請求が来たカード会社や、携帯会社に連絡する。
家族の端末の使用履歴も確かめる
子どもが勝手に贈っていた端末の決済設定を確かめる。
消費者ホットライン188に相談する
配信者からお金を強く求められた応じる必要はない。
やり取りの画面を保存し、アプリの通報機能や、消費生活センターに相談する
ギフトの報酬が反映されないアプリのヘルプで条件を確かめる。
事務所に所属している場合は、マネージャーに相談する

相談するときは、日付、金額、画面の表示などを、できるだけ記録しておくと、状況が伝わりやすくなります。
一人で判断せず、公的な相談窓口や、信頼できる人に話してみてください。

配信者がギフトの話をするときの話し方

配信中に、ギフトに触れる場面は必ずあります。
お礼を言う、目標の話をする、イベントの話題が出る、などの場面で、話し方に気をつけたい点があります。

  • お礼は、贈ってくれた行為に対して伝えます。
    金額に触れすぎないようにします。
  • 「ギフトをください」と直接求める言い方は、視聴者に負担を与えます。
    ルールの面でも、事前に確かめが必要です。
  • 目標や企画を話すときは、贈るかどうかは視聴者の自由であることを、はっきり伝えます。
  • 贈ってくれなかった人を責めたり、比べたりしません。
  • 未成年が見ている可能性を忘れず、課金をあおる言い方は避けます。

事務所に入ると、ギフトまわりで何が変わるのか

女性が机で、契約書の報酬の項目を指でなぞりながら読んでいる

事務所に入ると、ギフトの種類や仕組みが変わるわけではありません。
ギフトのしくみも、ダイヤモンドの扱いも、TikTokが運営するもので、事務所に所属しているかどうかとは別の話です。

確かめたいこと公式で確かめられたこと
事務所に入らないと、ギフトを受け取れない?収益化の条件に、事務所への所属は書かれていない
事務所は、ギフトのルールを決められる?ルールはTikTokが運営する。
エージェンシーは独立した第三者の事業者で、TikTokは推奨・後援をせず、責任も負わない
事務所は何が見られる?運営ツール「LIVE Backstage」で、所属クリエイターのダイヤモンドやアクティブ時間などの指標を確認できる。
個人のクリエイターは使えない
報酬の支払いはどうなる?公式のBackstageの説明ページには、支払いや分配についての記載がない。
事務所ごとの契約で確かめる必要がある

つまり、「事務所の還元率」「事務所の取り分」といった話は、TikTokの公式の仕組みではなく、事務所と配信者の契約の話です。
契約の内容は事務所ごとに違い、公式ページからは分かりません。
数字を見るときは、「何に対する何%か」「何が差し引かれるのか」を、書面で確かめてください。

エージェンシーの運営ツールで、できること・書かれていないこと

TikTokの公式ページは、エージェンシーが使う運営ツール「LIVE Backstage」について、次のように説明しています。

分類公式ページに書かれていること
クリエイターの管理所属クリエイターの受け入れ、関係の管理、成績の確認。
グループの整理や、課題の割り当て
LIVEの計画LIVEの予定の作成と管理、参加状況の確認
成績の確認クリエイター単位、チーム単位の指標の確認。
ダイヤモンドやアクティブ時間などの指標
キャンペーンプラットフォームのキャンペーンや、地域のランキングイベントへの参加。
順位は、収益、LIVEの活動などの指標をもとに追跡される
集客や支援のツールフレアやプロモーションクーポンをクリエイターに割り当てる。
使えるかどうかは、条件による
書かれていないこと支払い、手数料、クリエイターへの分配、ボーナスの具体的な内容

つまり、公式ページから分かるのは、事務所が配信者の成績を確認し、配信の計画やキャンペーンへの参加を支えられる、というところまでです。
事務所が配信者にいくら支払うのか、報酬から何を引くのかといったお金の部分は、公式には書かれておらず、事務所と配信者の契約で決まります。

契約書の報酬の項目を読む順番

契約書を受け取ったら、報酬の項目は、次の順番で読むと整理しやすくなります。
分からない言葉は、その場で質問し、書面で答えをもらってください。

  1. 「報酬」という言葉が、何を指しているかを確かめます。
    TikTokから出るもの(ダイヤモンドに応じた報酬)と、事務所が独自に出すもの(ボーナスなど)は、分けて書かれているのが望ましいです。
  2. 報酬が誰から、どの方法で支払われるのかを確かめます。
  3. 差し引かれるお金がある場合は、その名前、割合、理由が書かれているかを確かめます。
  4. 「〇%」と書かれた数字は、何に対する割合なのかを確かめます。
  5. 支払いの時期、計算の期間、最低限の条件があるかどうかを確かめます。
  6. 報酬の計算が間違っていると感じたときの、問い合わせ先と手順を確かめます。

契約の前に、ギフトの報酬について確かめる質問

確かめること質問の例
報酬の受け取り方報酬は、TikTokから直接受け取れますか。
事務所を通しますか
差し引かれるもの報酬から、事務所が差し引くものはありますか。
ある場合は、その割合と理由は何ですか
「〇%還元」の意味その割合は、何に対するものですか。
ダイヤモンドですか、報酬ですか
支払いの時期報酬はいつ、どの方法で受け取れますか
費用登録料、レッスン料、所属費などはありますか
やめるときやめるときの条件や、違約金はありますか

事務所を選ぶ全体の流れは、ライバー事務所の選び方で整理しています。
「還元率」という言葉の見方は、TikTok LIVEの投げ銭の還元率の記事で説明しています。

DUOの場合

女性がカフェで、スマホのメッセージ画面を見ながら報酬について質問を書いている

ライバー事務所DUOは、TikTok LIVEの提携エージェンシーです。
TikTokが推奨している、あるいは公認しているという意味ではなく、TikTokと提携して活動している事務所です。

報酬はTikTokが定めたもので、TikTokからライバー本人に直接支払われます。
DUOがライバーの報酬から差し引くことはありません(しくみ上、差し引けません)。
所属ライバーは100人以上で、ノルマや違約金はありません。
登録料やレッスン料などの費用もかかりません。

提携の税理士がいるので、報酬を受け取ったあとの税金の手続きについても相談できます。
代表は2020年から配信している現役のライバーで、マネージャーは全員ライバー経験者です。
応募は18歳以上の方が対象で、LINEから受け付けています。
報酬のしくみで分からない点は、応募の前でも質問できます。

DUOの場合の、報酬の流れ

DUOに所属する場合、報酬の流れは次のとおりです。

  1. 視聴者が、コインでギフトを贈ります。
  2. ライバーが、受け取ったギフトに応じてダイヤモンドを獲得します。
  3. 報酬は、TikTokが定めた条件にしたがって、TikTokからライバー本人に直接支払われます。
  4. DUOは、ライバーの報酬から差し引きません(しくみ上、差し引けません)。

よくある質問

TikTok LIVEの投げ銭は、何種類ありますか。

公式のページには、ギフトの種類の数を示した案内がありません(2026年10月時点)。
数や名前、値段は、アプリのギフトの画面に表示されます。
他の記事に書かれた種類の数は、書いた人が見た時点のもので、変わっている可能性があります。

高いギフトほど、配信者の収入も多くなりますか。

受け取ったギフトに応じてダイヤモンドを獲得する仕組みは、公式に説明されています。
ただし、ダイヤモンドの数が、そのまま報酬の額になるわけではありません。
換算や報酬の条件は、公式に数字の案内がなく、TikTokのルールにしたがいます。

視聴者が贈ったギフトは、全額が配信者に届きますか。

公式のページには、視聴者が支払った額と、配信者に届く額の関係を示した数字がありません。
全額が届く、あるいは何%が届くと言い切ることはできません。
実際の報酬は、配信者側の画面で確かめてください。

ギフトをお願いするような配信をしてもいいですか。

公式の収益化条件のページは、視聴者と自然にやり取りすることを求めています。
ギフトの頼み方にはコミュニティガイドラインの決まりがありますが、今回その本文を確かめられていません。
やり方に迷うときは、配信の前に公式のガイドラインで確かめてください。

18歳未満でも、ギフトを贈ったり受け取ったりできますか。

TikTokは、ギフトを送ること、収益化の機能を使うことは、18歳以上が対象であると案内しています(韓国は19歳以上)。
18歳未満の方は、LIVEの配信自体もできません。

ギフトの収入には、税金がかかりますか。

報酬を受け取ると、税金の手続きが関わる場合があります。
金額や、ほかの収入の有無、働き方によって扱いが変わるため、この記事では金額や条件には触れません。
国税庁の案内や、税の専門家に確かめてください。

子どもが勝手にギフトを贈ってしまったときは、どうすればいいですか。

国民生活センターは、端末のカードやキャリア決済の設定の確認や、ペアレンタルコントロールなどを勧めています。
すでに高額の請求が来ている場合は、消費者ホットライン188に電話すると、お住まいの自治体の消費生活センター等につながります。

ギフトを贈った人の名前は、他の人に見えますか。

公式のページには、表示のされ方についての詳しい案内が見つかりませんでした。
ギフトが画面に表示されることは公式に書かれていますが、名前がどう表示されるかなどは、アプリの画面で確かめてください。

ギフトの種類を調べたいとき、どこを見ればいいですか。

TikTokのアプリで、他の人のLIVEを開き、ギフトの画面を確かめるのが確実です。
公式のヘルプセンターにも「TikTokのLIVEギフト」という記事があるので、あわせて確認してください。
ただし、今回の確認では、ヘルプセンターの記事の本文は読み込めませんでした。

ギフトを贈るのをやめたいときは、どうすればいいですか。

贈るかどうかは、視聴者が自分で決めることで、いつでもやめられます。
配信者から無理に求められた場合は、応じる必要はありません。
使いすぎが心配なときは、予算を決める、家族と相談するなどの方法があります。

ギフトの数が増えたら、事務所に入ったほうがいいですか。

ギフトの数と、事務所に入る必要性は、直接の関係がありません。
公式の条件に事務所への所属は入っていないため、必要になる理由は、サポートや契約の中身から考えます。
入るかどうかは、契約の条件を確かめてから決めてください。

ギフトを贈る側として、気をつけることを一つだけ挙げるなら何ですか。

自分の生活の範囲で贈ることです。
贈るかどうかは自由で、贈らなくても配信を楽しめます。
金額を決めておく、周りの人に相談するなど、使いすぎない工夫をしてください。

この記事の内容は、いつまで有効ですか。

2026年10月17日に確かめた内容です。
ギフトや報酬の仕組み、条件は、TikTokの更新で変わることがあります。
配信や課金を判断する前に、アプリの画面と公式ページで、最新の内容を確かめてください。

まとめ

  • TikTokでは、投げ銭は「ギフト」と呼ばれ、視聴者がコインで贈り、配信者がダイヤモンドを獲得する仕組みです。
  • ギフトの種類・名前・値段の一覧は、公式のページには載っていません。
    アプリの画面で確かめるのが確実です。
  • コインやダイヤモンドの換算率、報酬の金額は、公式には数字の案内がありません。
    他の記事の数字は、見た日付と条件を確かめて使います。
  • ギフトを送るのも受け取るのも、18歳以上が対象です。
    受け取る側は、不自然なやり取りに注意する必要があります。
  • 報酬のルールはTikTokが定めるもので、事務所に入らなくても、条件を満たせば受け取れます。
    事務所ごとの違いは、契約の内容で確かめます。

報酬のしくみで分からないところがあれば、LINEで質問できます。
DUOが合うかどうかは、話を聞いてから決めて大丈夫です。

ライバー事務所DUO 編集部

TikTok LIVE のライバー事務所DUOの編集部です。代表は2020年から配信を続ける現役のライバー、マネージャーも全員がライバー経験者です。配信の現場で実際に役立ったことをまとめています。

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