TikTok LIVE の始め方・稼ぎ方・顔出し配信のコツ

事務所の選び方

ライバー事務所に入らない方がいい人は?判断の基準と入る前の見極め方

ライバー事務所DUO 編集部

この記事でわかること

  • 「入らない方がいい」⁠を、人⁠・⁠事務所⁠・⁠時期の3つに分けて考える方法
  • 事務所に入らなくても確かめられること
  • 契約の前に立ち止まりたいサインと、公的な注意喚起の内容
  • 自分の悩みが、事務所で解決することかを見分ける表
  • 入ったあとに合わないと感じたときの動き方と相談先

事務所に声をかけられた。
入るかどうか迷っていて、「入らない方がいい」という書き込みも見かけた。
そんなときは、どちらの意見にも決め手がなく、不安になりやすいと思います。

この記事では、「入る・入らない」を一言で決めるのではなく、判断の材料を整理します。
メリットとデメリットの一覧は別の記事にあるので、ここでは「どんな人・どんな場面で、入らないほうがよいか」に絞って書きます。

法律の当てはまりは、契約の中身で変わります。
個別の契約については、消費生活センターや弁護士などの専門家に確認してください。

先に結論です。
TikTok LIVEでは、事務所への所属は収益化の条件に入っていません。
入らなくても配信できるので、「入らないと損をする」と急かされる必要はありません。
入らない方がよいのは、悩みが事務所で解決することではない人、契約の中身を確かめられない人、いまは気持ちが固まっていない人です。

「入らない方がいい」⁠は、人⁠・⁠事務所⁠・⁠時期の3つで考える

20代の女性が机の上に手帳を広げ、事務所に入るかどうかの迷いを3つの項目に分けて書き出している

「事務所には入らない方がいい」という言い方には、実は意味が3つ混ざっています。
混ぜたまま読むと、自分にあてはまるのかが分かりにくくなります。
先に、分けて考えます。

意味たとえば見るところ
人によって:自分には必要がない自分で調べて進められる。
相談できる人がすでに周りにいる
自分の悩みと目的
事務所によって:その事務所には入らない方がよい費用や契約の説明があいまい。
急かされる
契約書、費用、説明のしかた
時期によって:いまは決めない方がよい気持ちが固まっていない。
会社の副業のルールを確かめていない
自分の状況と、確かめられていないこと

3つは、それぞれ別の話です。
たとえば、「事務所そのものが悪い」と決めつける必要はありません。
また、「いまは入らない」と決めたあとで、半年後に考え直すこともできます。

事務所に入ることの意味や、メリット・デメリットは、次の記事で整理しています。
この記事は、その補足として読んでください。

あわせて読みたいライバー事務所とは?TikTok LIVEの仕組み⁠・⁠選び方⁠・⁠契約で確かめること

入らなくても困らない人:確かめられること

30代の男性がパソコンの画面で公式ページを開き、配信の条件の一覧をメモしながら確かめている

入らなくても配信できるのか。
この疑問は、TikTokの案内で確かめられる部分があります。

確かめたいこと公式ページの記載どこに書かれているか
収益化の条件に、事務所への所属は入っているか入っていない。
書かれているのは、年齢(18歳以上、韓国では19歳以上)、アカウントの状態、誠実な交流、地域、機能ごとの資格
LIVE Creator Networks「TikTok LIVEの収益化要件(2026)」
配信するための条件18歳以上で、フォロワーが1,000人以上(地域によって異なる場合があります)。
TikTokのほかのページには「50人以上」などと書かれており、数字が食い違っている。
いまの自分の条件は、アプリで確かめる
ヘルプセンター「TikTok LIVEとは?」
パソコンで配信するための権限(LIVEアクセス)活動が活発でないクリエイターや他のアプリから移ってきたクリエイターは、専用の申請ページから申請できる。
TikTokが審査して通知する
LIVE Creator Networks「LIVEアクセスを取得する方法」
事務所に入るときの手続きアプリの「LIVEセンター」にある「Agency Center」で招待コードを確認し、エージェンシーがそのコードで招待する。
招待を読んで承諾すると所属になる
TikTok Creator Network Agency Invite

ここから分かるのは、事務所に入ることは、TikTokが定めた配信や収益化の条件とは別の話だということです。
事務所が支援するのは、運用のガイダンスや継続的なサポートの部分です。
また、報酬の金額や支払いの仕組みを決めているのはTikTokです。

「事務所に入ると、配信できる条件が緩くなる」という説明は、TikTokの案内にはありません。
そうした説明を受けたときは、根拠を聞いてみてください。

事務所の運営ツールについては、LIVE Backstageの記事で説明しています。

入らなくても進めやすい人

  • 公式ページやアプリの案内を読んで、手順を自分で確かめられる
  • 配信の悩みを、すでに相談できる人が周りにいる
  • 配信にかけられる時間が少なく、趣味として続けたい
  • 契約や費用の条件に、納得できないところがある

どれも、「事務所に入ってはいけない」という意味ではありません。
いまの自分の状況で、事務所に求めることが少ないなら、急いで決める理由も少ない、ということです。

いまは立ち止まった方がいいサイン

20代の女性が面談の席で、渡された書類を手に取り、すぐにはサインせずに内容を読み込んでいる

次に、事務所に入る前に、いったん立ち止まった方がよいサインを整理します。
特定の事務所を指すものではありません。
公的機関が公表している注意喚起や、確かめ方の基本にもとづいています。

サインなぜ立ち止まるのかどうするか
「今日中に決めて」「今だけ」と急かされる国民生活センターの注意喚起(2023年12月12日)に、「今契約しなければチャンスはない」と急かされた事例があるその場で決めない。
契約書を持ち帰り、家族や周りの人に相談する
契約書を見せてもらえない、持ち帰れない内容を確かめられないまま同意することになる書面か電子データでもらえるかを聞く。
もらえなければ、決めない
登録料・レッスン料・所属費などを払う話が出る国民生活センターの事例では、初期費用や月々の所属費、レッスン料の請求と、解約時の違約金が問題になった名目と金額を書面で確かめる。
払う理由が説明されないなら、決めない
報酬の金額を約束するような説明をされる報酬の仕組みを決めているのはTikTokで、事務所の説明が根拠として確かめられるとは限らない「報酬は、だれから、いつ、どの方法で受け取るのか」を聞く
やめるときの説明がない公正取引委員会が、契約終了後の活動を制限する規定について注意した例がある(2025年12月9日、別のライブ配信アプリの事務所)契約期間、解約の手続き、やめたあとの制限を、書面で確かめる
18歳未満なのに勧誘されるTikTok LIVEの配信は18歳以上と決まっている返事をせず、保護者や学校の先生に相談する

費用を払って仕事を得る形の契約は、特定商取引法の「業務提供誘引販売取引」にあたる場合があります。
この取引では、法律で決められた書面を受け取った日から20日以内なら、書面または電磁的記録で契約を解除(クーリング・オフ)できます(消費者庁のガイド)。
ただし、あたるかどうかは、契約の中身で変わります。
気になるときは、消費者ホットライン「188」で、最寄りの消費生活センターに相談できます。

公正取引委員会の注意は、別のライブ配信アプリの事務所についての事案です。
2025年12月9日の発表は、「Pococha」というライブ配信プラットフォームの事務所4社が対象でした。
TikTok LIVEの事務所について書かれたものではありません。
ここで引用したのは、契約終了後の活動を制限する規定が、移籍や独立をけん制するおそれがあるとして注意された、という点です。

会社員⁠・⁠学生のときに、先に確かめること

会社員の方は、配信で収入を得ることが、会社の就業規則で認められているかを確かめます。
厚生労働省は、副業・兼業の促進に関するガイドラインを公表し、モデル就業規則から「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という規定を削除しています。
ただし、実際の就業規則は会社ごとに違うので、自分の会社の規則を確かめる必要があります。

学生の方は、学校の決まりと、保護者との話し合いを先にしておくと安心です。
18歳・19歳の契約についての考え方は、TikTok LIVEの年齢の記事で説明しています。

あわせて読みたいTikTokエージェンシーのメリット⁠・⁠デメリット|入る前に確かめたい7つのこと

自分の悩みは、事務所で解決することか

30代の女性が付箋に悩みごとを書き、相談先ごとに机の上で仕分けている

事務所を検討するときの、いちばん役に立つ問いは、「いまの悩みは、事務所でなければ解決できないか」です。
悩みの種類によって、まず頼れる場所は違います。
次の表は、考え方の目安です。

悩みまず確かめる・頼れる場所事務所に聞く意味
配信の条件や手順が分からないTikTokのヘルプセンターや、LIVE Creator Hub公式を読んでも分かりにくい点を整理してもらえるか
何を話せばいいか分からない・続かないLIVE Creator Hub のガイド、リプレイでの振り返り配信を見て、客観的な感想をもらえるか
顔出しの映り方が不安映りの整え方の記事、練習モードライバー経験のある人に聞けるか
困ったコメントがつらいコメントの設定、モデレーター、ブロック困ったときの相談窓口があるか
税金や確定申告が分からない国税庁、税務署、税理士相談できる専門家がいるか(事務所によって違う)
気持ちがきつい・やめたい家族や友人、休む選択話を聞いてくれる人がいるか

表の左の悩みが、右の「聞く意味」にあてはまるなら、事務所を検討する理由になります。
左の悩みが、公式ページや身近な人で解決できそうなら、いまは入らない、という判断も自然です。

判断の手順

  1. いまの悩みを、紙に3つまで書き出す
  2. それぞれの悩みを、上の表のどれに近いかで分ける
  3. 公式ページや周りの人で解決できるものに、印をつける
  4. 残った悩みについて、気になる事務所に「どんな支援をしてもらえるか」を、書面かメッセージで具体的に聞く
  5. 答えが具体的で、契約書を持ち帰れるなら、時間をかけて検討する。
    答えがあいまいなら、決めない

面談だけ受けて、断っても問題ありません。
面談は、説明を聞いて、自分に合うかを確かめる場です。

反対に、事務所を検討する意味が大きい人

上の表の「事務所に聞く意味」に、自分の悩みが当てはまるなら、事務所を検討する理由があります。
たとえば、次のような人です。

  • 配信を見てもらい、客観的な感想をほしい人
  • 顔出しや話し方など、ライバー経験のある人に相談したい人
  • 困ったコメントや、お金・契約の悩みを、ひとりで抱えたくない人
  • 配信の予定や目標を、相談しながら決めたい人

これは、「入るべき人」を決めるものではありません。
入るかどうかは、事務所の説明が具体的で、契約書を持ち帰って確かめられたうえで、決めてください。

個人で続けるとき、自分で行うこと

事務所に入らずに続ける場合は、事務所が支えてくれる部分を、自分で行います。
始める前に、何を自分で行うのかを知っておくと、続けやすくなります。

場面個人で続けるときに自分で行うこと
お金・税金収入と経費の記録をつける。確定申告が必要かを確かめ、必要なら自分で申告する
配信の準備配信の条件を、アプリとヘルプで自分で確かめる。機材や環境も自分で用意する
困ったときコメントの設定やブロックなど、アプリの機能で対応する。心配なことは、家族や友人、公的な窓口に相談する
配信の振り返りリプレイなどで、自分の配信を見返して、続け方を決める
契約・書類事務所との契約はありません。ただし、ほかの取引(案件の依頼など)で契約が出たときは、同じ確認が必要

お金・税金は、収入の額によって、申告が必要になることがあります。
詳しくは、ライバーの確定申告の記事で説明しています。

入ったあとで「合わない」⁠と感じたとき

20代の男性が部屋で契約書を机に広げ、解約の条件が書かれた箇所に付箋を貼って確かめている

入る前に慎重に確かめても、実際に始めてみて、合わないと感じることはあります。
そのときの動き方も、先に知っておくと安心です。

  1. 契約書で、契約期間、更新、解約の手続きと期限、違約金の有無、やめたあとの制限を確かめる
  2. 合わない理由(連絡が取れない、説明と違う、費用が増えたなど)を、日付つきでメモに残す
  3. 事務所に、書面かメッセージで、やめたい旨と理由を伝える。
    やりとりは残しておく
  4. 話が進まないとき、費用や違約金で納得できないときは、消費者ホットライン「188」に相談する
  5. 報酬や契約の条件で困っているフリーランスの方は、厚生労働省と第二東京弁護士会の「フリーランス・トラブル110番」にも相談できる

所属をやめる手続きは、事務所との契約の内容で決まるので、入る前に確かめておくことが大切です。

入った事務所を替えたくなったときは、契約の内容を確かめてから動いてください。
やめたあとの活動に制限があるかどうかは、契約書に書かれています。

DUOなら、ライバー経験のある人に相談できる

20代の女性がカフェで、スマホの画面を見ながらLINEで質問を書いている

DUOは、TikTok LIVEの提携エージェンシーです。
所属ライバーは100人以上。
代表は2020年から配信を続ける現役のライバーで、マネージャーは全員ライバー経験者なので、配信の悩みを、ライバー経験のある人に相談できます。

ノルマも違約金もなく、登録料やレッスン料などの費用もかかりません。
報酬はTikTokが定めた額がTikTokからライバーに直接支払われ、DUOが差し引くことはありません。
契約書の内容は面談で説明します。
税金の相談も、提携の税理士にできます。

TikTokのヘルプでは、LIVEの配信にフォロワーが1,000人以上(地域によって異なる場合があります)必要とされていますが、DUOに所属すると、DUOから配信の権限が付与されるので、フォロワーが0人でも配信を始められます。
仕組みの詳細は、面談で説明します。

応募は18歳以上で、LINEから受け付けています。
面談で説明を聞いてから、ゆっくり決められます。
18歳・19歳の方や学生の方は、保護者の方に相談してから決めても大丈夫です。

よくある質問

事務所に入らないと、稼げませんか。

収益化の条件に、事務所への所属は入っていません。
報酬の仕組みを決めているのも、TikTokです。
「入らないと稼げない」という説明は、TikTokの案内とは合いません。

声をかけられたのは、才能を認められたということですか。

声をかけられたことが、才能や実績の評価を意味するとは限りません。
国民生活センターは、オーディションの合格を告げて、その場で高額な契約を勧める事例について注意を呼びかけています。

面談だけ受けて、断ってもいいですか。

断って大丈夫です。
その場で決める必要はありません。
契約書を持ち帰れるか、費用の説明が書面であるかを、面談で確かめてください。

個人で配信していて、途中から事務所に入ることはできますか。

TikTokの手順では、アプリで招待コードを確認し、エージェンシーがそのコードで招待し、本人が内容を読んで承諾すると所属になります。
配信を始めた時期についての条件は、とくに示されていません。
入る前に、契約の内容を確かめてください。

会社員でも、事務所に入れますか。

会社の就業規則で副業が認められているかを、先に確かめてください。
厚生労働省は副業・兼業の促進に関するガイドラインを公表していますが、実際のルールは会社ごとに違います。
税金の扱いは、ライバーの確定申告の記事で説明しています。

一度入ったら、やめられませんか。

やめられるかどうかは、契約の内容で決まります。
契約期間、解約の手続き、違約金、やめたあとの制限を、入る前に書面で確かめてください。
困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

まとめ

  • 「入らない方がいい」は、人・事務所・時期の3つに分けて考える
  • TikTok LIVEでは、事務所への所属は収益化の条件に入っていない。
    入らなくても配信できる
  • 急かされる、契約書を見せない、費用の説明があいまい、といったときは、その場で決めない
  • 自分の悩みが、公式ページや周りの人で解決できるなら、いまは入らないという判断も自然
  • 入ったあとに合わないと感じたときは、契約書を確かめ、日付つきのメモを残し、188などに相談する

DUOでは、契約書の内容を面談で説明します。
気になることは、質問だけでもLINEで送れます。

ライバー事務所DUO 編集部

TikTok LIVE のライバー事務所DUOの編集部です。代表は2020年から配信を続ける現役のライバー、マネージャーも全員がライバー経験者です。配信の現場で実際に役立ったことをまとめています。

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