TikTok LIVE Backstage とは? エージェンシーが 使う 運営 ツールの中身
この記事でわかること
LIVE Backstageを 使える 人と、 使えない人 Backstageで エージェンシーが できる こと (5つの領域) 事務所が 「承認を 受けて いる」ことの 意味と、 意味しないこと 所属の 流れ (招待 コード→ 本人の 承諾)と Backstage の関係 事務所に 聞いて おきたいこと
「事務所の募集ページに、『TikTok LIVE Backstageを利用しています』と書いてあった」「スカウトのメッセージに、Backstageという言葉が出てきた」。
こうした場面で、LIVE Backstageが何なのか、自分に関係があるのかが分からなくなる方は多いと思います。
結論から言うと、LIVE Backstageは、TikTok LIVEのエージェンシー(ライバー事務所)が運営に使う専用ツールです。
ライバー本人が自分で開いて使うものではありません。
ただ、事務所がどんなツールで所属ライバーを見ているのかを知っておくと、募集ページの書き方や、面談で聞くことが整理しやすくなります。
この記事では、Backstageの中身、使える人の条件、ライバーにとっての意味、事務所を選ぶときの確かめ方を説明します。
- LIVE Backstageを使える人と、使えない人
- エージェンシーがBackstageでできること
- 「Backstageを使っている」と書く事務所を見るときの考え方
- 所属までの流れと、事務所に聞いておきたいこと
画面の名前や機能は、更新で変わることがあります。
実際に判断するときは、アプリの表示もあわせて確認してください。
先に結論です。
LIVE Backstageは、承認を受けたエージェンシーと、その担当者だけが使う運営ツールです。
ライバー個人は使えません。
事務所が使っていることは、TikTokの審査を通った事業者であることを示しますが、サポートや契約の良し悪しは、事務所ごとに違います。
LIVE Backstageとは何か

LIVE Backstageは、「クリエイターを支え、運営の作業を効率よく進めるための一元管理のプラットフォーム」です。
エージェンシーがLIVEの予定を調整し、成果を確かめ、クリエイターとのやりとりを管理するために使います。
TikTokが用意した「エージェンシーのための公式の運営プラットフォーム」で、エージェンシー向けの管理画面と考えると分かりやすくなります。
用語を整理します
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| エージェンシー | TikTok LIVEでクリエイターを支援する事業者。 一般には「ライバー事務所」と呼ばれる |
| Creator Network | TikTokのページで使われる、エージェンシーの呼び方。 ほぼ同じ意味で使われる |
| LIVE Backstage | エージェンシーが使う運営ツール。 承認を受けた事業者だけが使える |
| クリエイター | TikTok LIVEを配信する人。 「ライバー」と呼ばれることが多い |
Backstageを使えるのは誰か

Backstageを使えるのは、登録されたエージェンシーと、そのエージェンシーに認められた担当者だけです。
個人のクリエイターは、単独ではBackstageを使えません。
エージェンシーがBackstageを使えるようになるまでの流れは、次のとおりです。
- LIVE Backstageのアカウントを作る
- 設立または登記の証明書、株主の情報、主要な経営幹部の情報を出して、申し込みを送る
- 審査を通る(審査には5〜7営業日かかり、結果はメールで届く。
追加の情報を求められる場合がある)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使える人 | 登録されたエージェンシーと、承認された担当者 |
| 個人のクリエイター | 単独では使えない |
| 申し込みで出すもの | 設立・登記の証明書、株主の情報、主要な経営幹部の情報 |
| 審査にかかる日数 | 5〜7営業日。 結果はメールで届く |
| 機能や資格の地域差 | 地域によって異なる場合がある |
Backstageの申し込みは、法人向けの手続きに見えます。
提出書類に、「設立・登記の証明書」や株主の情報が含まれているためです。
エージェンシーがBackstageでできること

Backstageの機能は、大きく5つの領域に分かれています。
| 領域 | できること |
|---|---|
| クリエイター運営 | 受け入れ(オンボーディング)、関係の管理、成果の確認。 クリエイターのグループ分けや、課題の割り当て、エンゲージメントの確認ができる |
| LIVEの計画 | LIVEのスケジュールを作って管理する。 参加状況を確かめる |
| 成果のデータ | クリエイター単位・チーム単位のデータを見る。 成果の出ているクリエイターや、流れを把握する |
| キャンペーン | TikTokのキャンペーンや、地域別のランキング企画に参加する。 収益やLIVEの活動などを基準に競う |
| 集客・プロモーションの道具 | 「フレア」や「プロモートクーポン」(英語版の表記は flares / Promote coupons)をクリエイターに割り当てる。 使うには、条件を満たす必要がある |
このほか、クリエイターの管理、ダイヤモンドやアクティブ時間などの指標の確認、契約の管理、月間ボーナスと支払いの確認もできます。
また、LIVE Backstageの中のメッセージや、潜在的なクリエイターの一覧、紹介プログラムを使って、エージェンシーがクリエイターにスカウトの連絡をすることもできます。
Backstageのインサイト画面で見られるもの
エージェンシーは、LIVE Backstageの中のインサイト画面で、所属クリエイターの成果を確かめられます。
画面は、大きく3つに分かれています。
| 画面 | 見られるもの |
|---|---|
| クリエイターインサイト | 選んだ期間の、各クリエイターの成果と主要な指標。 表示する指標を選べて、前の月と比べた変化も見られる |
| エージェンシーインサイト | 事務所全体の成果。 主要な指標の日ごとの動きや、クリエイターのグループどうしの比較 |
| LIVEレポート | 毎週の、クリエイターとLIVEの状況。 主要な指標、トップのクリエイター、成果の高かったLIVE、ダイヤモンドの数の大きな変動 |
つまり、ダイヤモンドの数が大きく変わった週は、事務所の画面にも、週ごとの報告として出ます。
気づいたことを、事務所に相談できる、ということです。
ライバー本人は、この画面を見られません。
自分の数字は、自分のアプリの画面で確かめてください。
ライバー(クリエイター)にとって、Backstageは何を意味するか

ライバー本人は、Backstageの画面を見ることができません。
それでも、募集ページに「Backstageを使っています」と書かれているときに、どう受け取ればよいかは、整理しておくと役立ちます。
分かること
- その事務所が、TikTok LIVEのエージェンシーとして、審査を通っている(審査を通ったエージェンシーがBackstageを使えるようになるため)
- 所属ライバーの成果やスケジュールを、TikTokの公式ツールで管理する運営の形がある
分からないこと
- サポートの中身や質(配信の相談に乗ってくれるか、連絡が取りやすいか、など)
- 契約の内容(期間、費用、やめるときの条件など)
- 報酬の受け取り方や、事務所が受け取るお金があるかどうか
「Backstageを使っている」を、安心の根拠にしすぎないでください。
承認の事実は、確かめる材料の一つにはなります。
ただ、契約書の内容、費用、ノルマ、やめ方は、必ず事務所の説明と書面で確かめてください。
契約や費用の話は、書面で
事務所の審査を通っていることと、事務所の説明がすべて自分に合うことは、別の話です。
契約や費用の話は、事務所とのあいだで、書面で確かめてください。
事務所に聞いておきたいこと
| 聞くこと | なぜ聞くか |
|---|---|
| Backstageでライバーのどんな情報を見るのか | 自分の配信の成果や活動時間が、事務所にどこまで見えるのかを知っておくため |
| スケジュールの管理は、どのように行うのか | 配信の予定を、事務所が決めるのか、自分で決めるのかを確かめるため |
| 報酬の受け取り方(TikTokから直接か、事務所を通すか) | お金の流れを、契約の前に把握するため |
| 契約書を、持ち帰って読めるか | その場で決めさせられないかを確かめるため |
事務所の選び方の全体像は、ライバー事務所の選び方の記事にまとめています。
所属までの流れと、Backstageの関係

クリエイターがエージェンシーに所属するときは、アプリの画面でクリエイター自身が招待コードを出し、エージェンシーの担当者がそのコードで招待を送り、クリエイター本人が内容を読んで承諾すると、所属になります。
- TikTokアプリで、「設定とプライバシー」→「クリエイターツール」→「LIVE Center」→「Agency Center」を開き、招待コードを確認する
- そのコードを、エージェンシーの担当者に伝える
- 担当者が、コードを使って招待を送る
- クリエイター本人が、招待の内容を読んで承諾する
この流れには、Backstageの操作は出てきません。
Backstageを使うのは、エージェンシー側の作業のところです。
クリエイターが事務所の画面を触ることはなく、アプリの「Agency Center」で招待を受ける形です。
招待コードを伝えるのは、契約の中身を確かめてからで大丈夫です。
本人が承諾するまでは、所属になりません。
面談で説明を聞いて、納得してからコードを伝える順番にしてください。
招待が届いたときの見分け方は、TikTokライブで「招待された」と出たときの記事で詳しく説明しています。
DUOの場合

DUOは、TikTok LIVEの提携エージェンシーです。
所属ライバーは100人以上で、ノルマはなく、違約金も、登録料やレッスン料などの費用もありません。
報酬はTikTokが定めて、TikTokからライバーに直接支払われます。
DUOは、ライバーの報酬から差し引いていません。
契約書の内容は、面談で説明します。
代表は現役のライバー(2020年から配信)で、マネージャーは全員ライバー経験者です。
応募は18歳以上で、LINEから受け付けています。
運営の進め方やサポートの中身など、気になることは面談で聞いてください。
LINEからなら、質問だけでも大丈夫です。
よくある質問
ライバー個人でBackstageを使うことはできますか。
使えるのは、登録されたエージェンシーと、その担当者だけです。
個人のクリエイターが、単独で使うことはできません。
Backstageを使っている事務所は、安心ですか。
TikTokの審査を通った事業者であることは分かりますが、サポートや契約の内容は、事務所ごとに違います。
契約書と費用を、自分で確かめることが大切です。
事務所に所属すると、自分の成績はすべて見られますか。
エージェンシーは、所属クリエイターの指標(ダイヤモンドやアクティブ時間など)を確認できます。
どの範囲を、どのように使うかは、事務所によって違うと考えられます。
気になる場合は、面談で聞いてください。
Backstageの画面を見せてもらうことはできますか。
見せてもらえるかどうかは、事務所によります。
気になるときは、面談で聞いてみてください。
スカウトのメッセージが、Backstage経由かどうかは分かりますか。
Backstageのメッセージ機能でスカウトの連絡が届くことはありますが、受け取る側から、それがBackstage経由かどうかを見分ける方法は案内されていません。
DMやメッセージで届いた誘いは、TikTokの公式の仕組みとは限らないので、内容を自分で確かめてください。
配信中に、事務所が私のLIVEを見ていることはありますか。
加入したあとの支援として、事務所が、初期のLIVEを見守りながら、リアルタイムの情報を確かめたり、合図を送ったりする機能があります。
使うかどうか、どの範囲で使うかは、事務所によって違います。
気になるときは、面談で、配信中に見る場合があるのか、どんなときに連絡が来るのかを聞いてください。
事務所のアカウントは、見分けられますか。
事務所が公式のTikTokアカウントをBackstageに連携すると、そのアカウントに、エージェンシーの認証が表示されます。
声をかけてきたアカウントに認証があるかは、確かめる手がかりの一つです。
ただし、認証があっても、サポートや契約の中身が分かるわけではありません。
会社名、募集の条件、費用の有無は、公式サイトや面談で確かめてください。
フォロワーが少なくても、事務所に所属できますか。
どんなクリエイターに招待を送るかは、事務所ごとに考え方が違います。
なお、TikTokのヘルプでは、LIVEの配信にはフォロワーが1,000人以上必要(地域によって異なる場合があります)とされています。
DUOに所属すると、DUOから配信の権限が付与されるので、フォロワーが0人でも配信を始められます。
仕組みの詳細は、面談で説明します。
まとめ
- LIVE Backstageは、承認を受けたエージェンシーと担当者だけが使う、運営用の公式ツール
- ライバー個人は、単独では使えない
- エージェンシーは、クリエイターの管理、LIVEの予定、成果のデータ、キャンペーン、集客の道具などを扱える
- 承認を受けていることは、サポートや契約の良し悪しの保証ではない
- 所属は、招待コード→担当者の招待→本人の承諾の順。
承諾するまでは、所属にならない
Backstageという言葉が出てきても、焦って決める必要はありません。
気になることを書き出して、面談で聞いてください。
DUOでも、LINEで相談できます。
参考・出典
What Is TikTok LIVE Backstage? (TikTok LIVE Creator Networks、 2026 年6 月18 日付、英語) TikTok LIVE Backstageとは (TikTok LIVE Creator Networks、 日本語) TikTok LIVE Creator Networks (日本語。 エージェンシーに なる 手順と FAQ) TikTok Creator Network Agency Invite (TikTok) クリ エイ ターの オンボーディングに TikTok LIVE Backstageを 活用する (TikTok LIVE Creator Networks、 2026 年9 月9日) LIVE Backstageで TikTok LIVE イン サイトに アクセスして 利用する (TikTok LIVE Creator Networks、 2026 年7 月10日)
