TikTok ライブで 招待された 時の 対応| 事務所と コラボ招待の 違いと 承諾前の 確認点
この記事でわかること
「招待された」が 指す 3つの こと (事務所・ コラボや ゲスト・ DMの 誘い)の 見分け方 事務所から 招待される ときの 公式の 流れ (招待 コードと、 本人の承諾) コラボ 配信・ マルチ ゲストの 招待を 承認する 手順と、 承認前に 気を つけること 事務所の 招待を 承諾する 前に 確かめる ことの チェック リスト 怪しい 誘いに 気づく ポイントと、 困った ときの 相談先
TikTokを開いたら「招待されました」という通知が来ていた。
あるいは、DMで「うちの事務所に入りませんか」と声をかけられた。
うれしい反面、「これは何の招待なのか」「承諾して大丈夫なのか」と不安になる方は多いと思います。
TikTokで「招待された」と言われるものには、実は性質の違う3つがあります。
事務所(エージェンシー)からの招待、LIVEの中でのコラボ配信やゲストへの招待、そしてDMなどで届く誘いです。
どれなのかによって、確かめることも、断り方も変わります。
この記事では、まず3つの見分け方を整理し、次に事務所から招待されるときの公式の流れ、コラボやゲストの招待を承認する手順、承諾する前の確認リスト、怪しい誘いに気づくポイントを順に説明します。
この記事は 2026年10月17日 に、TikTokの「Agency Invite」のページ、TikTok LIVE Creator Networks の日本語・英語のページ、TikTokヘルプセンターの「TikTok LIVEマルチゲスト」「TikTok LIVEでのコラボ配信」、国民生活センターと消費者庁のページで確かめた内容です。
画面の名前や場所は、アプリの更新で変わることがあります。
実際の画面もあわせて確認してください。
先に結論です。
事務所に入るときは、本人が内容を読んで承諾して、はじめて所属になる、というのが公式の流れです。
通知が来たからといって、すぐに承諾する必要はありません。
内容を読んで、納得できるまで保留にしてかまいません。
「招待された」は3種類ある:まず何の招待かを見分ける

同じ「招待」という言葉でも、中身はまったく別のものです。
見分けるときは、「だれから」「何のために」「どこに届いたか」を見ます。
| 種類 | だれから | 何の招待か | 承諾するとどうなるか |
|---|---|---|---|
| 事務所(エージェンシー)の招待 | TikTok LIVEのエージェンシー(ライバー事務所) | その事務所に所属するための招待 | 事務所に所属する。 契約の中身に関わる話になる |
| コラボ配信・マルチゲストの招待 | LIVEを配信中のクリエイター | そのLIVEに、いっしょに出るための招待 | その配信に参加する。 カメラとマイクが有効になる |
| DMなどの誘い | 事務所のスカウト担当、個人、またはそれ以外 | 事務所への所属、仕事、講座など、さまざま | 内容による。 まだ何も決まっていない段階のことが多い |
1つ目と2つ目は、TikTokの機能として用意されたものです。
3つ目は、TikTokの機能とは限りません。
DMの文面に「招待」とあっても、TikTokの正式な招待の仕組みを使っているとは限らないので、1つ目と同じように扱わず、別に確かめます。
事務所から招待されるときの、公式の流れ

TikTokの「Agency Invite」のページには、クリエイターがエージェンシーに入るときの流れが書かれています。
流れを知っておくと、「いまどの段階の話なのか」が分かります。
- クリエイターが、アプリの「Agency Center」で招待コードを出す(TikTok → 設定とプライバシー → クリエイターツール → LIVE Center → Agency Center)
- エージェンシーの担当者が、そのコードを使って招待を送る
- クリエイター本人が、招待の内容を読んで承諾する
公式のページには、担当者が招待コードを使って招待を始め、本人が内容を読んで承諾すると所属になる、という趣旨が書かれています。
つまり、本人が承諾する前に、勝手に所属になる仕組みではありません。
スカウトの連絡は、どこから来るのか
TikTok LIVE Creator Networks の日本語ページには、エージェンシーはLIVE Backstage内のツールを使ってクリエイターをスカウトできると書かれています。
インスタントメッセージを使う、潜在的なクリエイターのリストを見る、紹介プログラムを使って招待する、といった方法が挙げられています。
LIVE Backstageは、承認を受けたエージェンシーとその担当者だけが使える運営用のツールで、クリエイター個人は使えません。
ここから分かるのは、TikTok上のメッセージでスカウトの連絡が届くこと自体は、不自然ではない、ということです。
ただし、メッセージが来たからといって、その事務所の契約や条件が良いかどうかは、別の話です。
TikTokは、エージェンシーを推奨も後援もしていません。
TikTokの公式ページは、エージェンシーを「TikTokプラットフォーム上で自己の名義で事業を運営する独立した第三者事業者」と説明し、その事業や行為を推奨・後援しない、責任も負わないと書いています。
「TikTokから来た招待だから安心」とは考えず、事務所ごとに内容を確かめてください。
コラボ配信・マルチゲストの招待を承認するとき

LIVEの中で届く招待は、事務所の招待とは別の機能です。
公式ヘルプには、2つの仕組みが書かれています。
| 機能 | どんな招待か(公式ヘルプより) | 始まるタイミング |
|---|---|---|
| コラボ配信 | 同時に複数のクリエイターが一緒にLIVEを配信する。 配信者が「+配信者」から招待を送る | 相手が招待を承認すると始まる |
| マルチゲスト | 配信者が自分のLIVEにゲストを招待する。 視聴者がゲストのリクエストを送ることもできる。 ゲストは音声モードか動画モードで参加する | 招待を承認し、動画の設定を調整して「LIVEを開始」をタップした5秒後 |
マルチゲストの招待を承認する手順
公式ヘルプに書かれている手順は、次のとおりです。
- LIVEへの参加招待の通知で、「動画で参加」または「音声で参加」をタップする
- 動画の設定を調整する(フィルター、小道具、カメラと音声のオン・オフ)
- 準備ができたら「LIVEを開始」をタップする。5秒後にLIVEに参加できる
ここで注意したいのは、承認するとカメラとマイクの許可が確認されることです。
カメラとマイクが有効になるのは、LIVEの設定に進んだあとで、参加する前に映像と音声をプレビューできると、公式ヘルプに書かれています。
顔や部屋を映したくないときは、参加する前に、背景や映り方を確認してから「LIVEを開始」を押してください。
知らない人からの招待は、承認しなくてかまいません。
コラボ配信の「おすすめのクリエイター」は、アプリの言語、フォロワー数などの基本情報や、過去のLIVEの内容をもとに表示されると、公式ヘルプにあります。
相手のことをよく知らないうちは、プロフィールや過去の配信を見てから決めても遅くありません。
事務所の招待を承諾する前に確かめること

事務所から招待が来たときは、承諾する前に、次の点を確かめておくと安心です。
これは公式の決まりではなく、国民生活センターなどに寄せられた相談で問題になりやすい点をもとにした、確認の目安です。
| 確認すること | 聞き方の例 |
|---|---|
| 費用 | 登録料、レッスン料、所属費、機材代など、ライバー側が払うお金は何かあるか |
| 報酬 | 報酬はだれから、どの方法で受け取るか。事務所の取り分はあるか |
| ノルマ | 配信時間や日数の決まりはあるか |
| やめるとき | やめる手順、違約金の有無、やめたあとの配信や移籍に制限はあるか |
| 契約の書面 | 契約書を、承諾の前に受け取って、持ち帰って読めるか |
| 連絡先と会社 | 会社名と、連絡が取れる窓口が分かるか |
| サポートの中身 | 具体的に何をしてもらえるのか。担当はだれか |
国民生活センターは、オーディションに合格したと言われて、その場で契約を勧められた事例を紹介しています(2023年12月12日)。
初期費用や毎月の所属費、レッスン料が必要と説明された例や、解約するときの違約金の説明が十分でなかった例があります。
そのうえで、「その場で契約せず、活動内容、サポート体制、費用の内訳を十分確認すること」「少しでも不安があれば早めに相談すること」がアドバイスされています。
面談で聞くことをもっと細かく知りたい方は、別の記事にまとめています。
18歳・19歳の方、学生の方へ
TikTok LIVEを配信できるのは18歳以上です。
18歳・19歳は成年なので、契約は自分の判断で結ぶことになります。
だからこそ、承諾の前に保護者や身近な人に相談できる余裕を持つことをおすすめします。
急かされたときは、「一度持ち帰ります」と伝えて、返事を待ってもらってください。
怪しい誘いに気づくポイントと、困ったときの相談先

脅すつもりはありませんが、DMでの誘いには、慎重に見たほうがよいものがあります。
消費者庁は2022年11月17日に、「スマホで簡単」に高い収入が得られるとうたう副業マニュアルを購入させ、そのあとライブ配信希望者の「エージェント」になるためとして、高額なサポートプランを契約させる事業者について注意喚起を出しています。
若者を中心に、各地の消費生活センターに多くの相談が寄せられたとされています。
これは、事務所からの正式な招待とは別の話です。
ただ、「ライバーになれる」「稼げる」という入口から、お金を払う話につながっていく例がある、という事実は知っておいてよいと思います。
次のような点が重なるときは、立ち止まって確かめてください。
- 連絡の目的や、事務所の名前、会社の名前がはっきりしない
- 「すぐ決めてほしい」「今日中に」と急がせる
- 具体的な数字(月収など)だけが強調され、条件の説明がない
- 最初に、教材、講座、機材などにお金を払うよう求められる
- 契約書を渡さない、または読む時間をくれない
- LINEや別のアプリに、すぐ移るよう求められる
不安を感じたら、承諾も支払いもしないで、相談してください。
消費者ホットライン「188(いやや!)」に電話すると、近くの消費生活センターなどを案内してもらえます。
契約したあとでも、相談はできます。
なお、「事務所に入らないと稼げない」ということはありません。
TikTok LIVE Creator Networks の収益化の条件のページには、エージェンシーへの所属は条件として書かれていません。
招待を断っても、自分で配信を続けることはできます。
DUOの場合

DUOは、TikTok LIVEの提携エージェンシーです(「公式」「公認」ではありません)。
所属ライバーは100人以上で、ノルマはなく、違約金も、登録料やレッスン料などの費用もありません。
報酬はTikTokが定めてTikTokからライバーに直接支払われ、DUOはライバーの報酬から差し引いていません。
代表は現役のライバー(2020年から配信)で、マネージャーは全員ライバー経験者です。
応募は18歳以上で、LINEから受け付けています。
DUOが合うかどうかは、面談で確かめてから決められます。
TikTokのヘルプには、LIVEの配信にはフォロワーが1,000人以上必要である(地域によって異なる場合があります)と書かれています。
DUOに所属すると、DUOから配信の権限が付与されるので、フォロワーが0人でも配信を始められます。
仕組みの詳細は、面談で説明します。
よくある質問
「招待されました」の通知を、承諾しないとどうなりますか。
事務所の招待は、本人が承諾してはじめて所属になる流れです。
承諾しなければ、所属にはなりません。
コラボやゲストの招待も、承認しなければ、その配信には参加しません。
招待コードを出すだけで、事務所に入ったことになりますか。
いいえ。
招待コードは、エージェンシーが招待を送るために使うものです。
公式のページでは、招待を読んで承諾すると所属になると説明されています。
コードを出す前に、その事務所の条件を確かめるのが安全です。
TikTokから来たメッセージなら、安全ですか。
安全とは言い切れません。
TikTokは、エージェンシーの事業や行為を推奨も後援もしていません。
メッセージがTikTokの中で届いたとしても、事務所の内容は、自分で確かめてください。
フォロワーが少なくても、事務所から招待されることはありますか。
確かめた公式ページには、エージェンシーがどんなクリエイターに招待を送るかの基準は書かれていませんでした(2026年10月17日時点)。
事務所ごとに考え方が違うと思われますが、ここでは断定しません。
知らない人から、LIVEのゲストに招待されました。参加してもよいですか。
参加する義務はありません。
承認すると、カメラとマイクが有効になります。
相手のプロフィールや過去の配信を見て、納得できるときだけ参加してください。
18歳未満でも、事務所に招待されることはありますか。
TikTok LIVEの配信は18歳以上です。
18歳未満の方が事務所に入る話は、LIVEの配信という面では成り立ちません。
18歳未満の方に事務所への勧誘が来た場合は、保護者の方に話してください。
まとめ
- 「招待された」には、事務所の招待、LIVEのコラボ・ゲストの招待、DMなどの誘いの3種類がある
- 事務所の招待は、招待コードで始まり、本人が内容を読んで承諾すると所属になる
- TikTokはエージェンシーを推奨も後援もしていない。
事務所ごとに、費用・報酬・ノルマ・やめ方を確かめる - コラボやゲストの招待は、承認するとカメラとマイクが有効になる。
知らない人の招待は、承認しなくてよい - 急かされたら、持ち帰って考える。
不安があれば、消費者ホットライン188などに相談する
招待が来たこと自体は、悪いことではありません。
ただ、承諾する前に確かめる時間を、自分で取ってかまいません。
事務所選びで迷ったら、DUOにLINEで相談することもできます。
参考・出典
TikTok Creator Network Agency Invite (TikTok) TikTok LIVE Creator Networks (日本語。 エージェンシーの スカウトに 関する FAQ) What Is TikTok LIVE Backstage? (TikTok LIVE Creator Networks) TikTok LIVE Studioで LIVE アクセスを 取得する 方法 (TikTok LIVE Creator Networks) TikTok LIVE マルチ ゲスト (TikTok ヘルプ センター) TikTok LIVEでの コラボ配信 (TikTok ヘルプ センター) TikTok LIVE Monetization Requirements (TikTok LIVE Creator Networks、 2026 年6 月23日) 【20 代要注意!】 タレント・ モデル 契約の トラブル (国民 生活 センター、 2023 年12 月12日) 副業 マニュアルと ライブ 配信 希望者の エージェントに 関する 注意喚起 (消費者庁、 2022 年11 月17日)
